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原口が11か月ぶり出場に意欲、「今までで一番の手応え」

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 3か月半ぶりに代表招集されたFW原口元気(浦和が昨年10月7日の親善試合ベトナム戦以来、11か月ぶりとなる国際Aマッチ出場に意欲を燃やした。

「今回は今までの合宿の中で一番コンディションがいいし、一番手応えがある。レッズでのパフォーマンスも上がってきていたところだったので、自分が出たら力を発揮していきたいと思う」

 所属の浦和では1トップを任されているが、ザックジャパンでは非公開練習の部分も含めてすべて左サイドでプレーしているという。

「1トップをやっていることで生かされることがあるとか、そういうのはない。左ウイングは元々の自分のポジションなので、やればすぐに思い出せる。そこに、レッズで要求される走るということを生かしていければいいと思う」

 これについてはアルベルト・ザッケローニ監督も「原口に関しては彼のポジションであるサイドアタッカーのところで使うつもりでいる。今シーズンはクラブのチーム状況によって今のポジションでプレーしていると思う。クラブで異なったポジションをやっているとはいえ、代表チームにとって大きな問題にはならない」と話している。

 左サイドには絶対的レギュラーのFW香川真司がおり、サブ候補には今回招集を見送られたFW宮市亮(ウィガン)もいる。まずは少しでも試合に出てアピールしていくことが代表定着のポイントだ。

「今は結構調子がいい。チャンスがあれば思い切っていきたい」。原口は言葉に力を込めた。

(取材・文 矢内由美子)

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