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[U-17女子W杯]U-17日本女子代表、ニュージーランド戦後のコメント

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[9.26 U-17女子W杯C組 日本3-0ニュージーランド]

 アゼルバイジャンで開催されているU-17女子W杯は26日、グループリーグ第2戦を行った。U-17日本女子代表(リトルなでしこ)はU-17ニュージーランド代表と対戦し、途中出場のMF長谷川唯(日テレ・メニーナ)の2得点などで3-0で快勝した。ブラジル戦(5-0)に続いて2連勝を飾った日本はC組首位をキープ。30日のメキシコ戦で引き分け以上なら準々決勝進出が決まる。

以下、日本サッカー協会発表のコメント

●吉田弘監督
「前半はニュージーランドががっちり守ってきたので、なかなか崩せなかった。後半、長谷川(唯)を投入してからリズムが変わり、うまく攻撃をすることができた。『前半は足元へのパスが多く相手の前でプレーすることが多かった。後半は相手DFの裏をつくようなドリブルやパスをもっとやろう』とハーフタイムに話して選手を送り出した。とにかく後半は1点入れば自分たちのリズムになると思っていた」
―第1戦から先発メンバーを変えた理由は?
「初戦に5得点あげて勝利しグループ内で優位に立つことができたので、この試合では使ってみたい選手を先発で起用した」
―2勝してグループステージ突破が見えてきたが?
「メキシコとの第3戦にももちろん勝って全勝で次のステージに進みたい」

●MF籾木結花(日テレ・ベレーザ)
「初戦はベンチだったので次は絶対に試合に出たいと思っていた。先発に選ばれてすごくワクワクして試合に臨み、とても楽しくプレーできた。左サイドでボールを持って仕掛けたときは、相手の足の長さが違い驚いた。日本では抜けたと思ったところが相手はその後から付いてきたりして、なかなか抜けない場面も多かった。また、もっとゴールに向かって仕掛けたかったが、なかなかできなかった。世界を感じることができたので、今後この経験を生かしたい。最後まで何が起こるかわからないので、次のメキシコ戦もしっかり勝って1位通過したい」

●MF成宮唯(JFAアカデミー福島)
「前半はニュージーランドの選手がアプローチも早く守備もコンパクトにしてくる中で対応できない部分もあった。個人としては、得点できなかったこととボールの失い方が悪かったので、ブラジル戦の時よりも課題が残った。ボランチは攻守ともに関わる位置。普段よりも守備に対しての意識を高く持つようにした」

●FW増矢理花(JFAアカデミー福島)
「ニュージーランドは守備をしっかりと固めてきたので崩しにくく、前半は我慢する時間帯が長く続いた。こういう戦いは長い大会期間の中で何試合かあると思うので、すごく良い経験になった。中々点が取れない試合で、自分自身は点を取りたかった。味方の選手との距離が遠く動きも単発だったので、もっと味方をうまく使ってゴール前に行ければ良かったと思う。今日の試合に勝ったから安心するのではなく、全勝で優勝したい」

●MF隅田凜(日テレ・ベレーザ)
「前半はなかなか点が取れず少し焦った。後半は自分たちでしっかりボールを回して良い形でゴールを取れ、勝ちに繋げられてよかった。サイドでしっかり崩してから、相手の逆をとってシュートまでいけばゴールは取れると考えていた。まだまだ気を抜かず、メキシコ戦もしっかり勝てるように頑張りたい」

●MF長谷川唯(日テレ・メニーナ)
「1得点目は、こぼれ球を狙っていたところ良いところにこぼれてきたので思い切り振り切った。2得点目は、隅田選手とワンツーで抜けようとしたが、自分がフリーだと思った瞬間に前を向いてシュートを打ち、結果として決めることができた。ニュージーランドのような堅い守りには、ワンツーやニアやファーで合わせるバリエーションに富んだクロスが有効だと思った。次のメキシコ戦も積極的に仕掛けて、今日と同じようにゴールを決めてチームに貢献したい」

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