beacon

仏TV番組の不適切発言について川島が言及「非常に残念」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 フランスのテレビ番組で、日本代表GK川島永嗣の腕が4本になった合成写真とともに、司会者が「福島(原発)の影響だ」と揶揄した問題について、『欧州遠征』と題したブログを更新した川島がこの問題について言及している。

 欧州遠征を振り返る前にと、自らフランスのテレビ番組について言及した川島は「正直、昨年の出来事からこういった出来事がまた起こってしまったことは非常に残念です」と胸中を明かした。

 さらに昨年福島に行った際、「見えないものと闘いながらも、協力しながら前向きに生活している福島の方達、子供たちを見て、改めて日本人のメンタリティって本当に素晴らしいということを感じさせられた」という川島は、「ただただ被害者でしかない彼らが、ああいった形で冗談にされるのは本当に残念で悲しい」と無念さをにじませている。

「この機会にもう一度こちらの人にもしっかりと現状を理解してもらうためにも、日本人としてはっきり意見をいっていかなければいけない。自分が納得できないことに対しては、納得できないとはっきり伝えていくことも、これから僕達が表現し続けていかなければいけないことなのかもしれません」

「今回のことで不快に感じた方々、今回の件は本当に残念ですが、それでも気持ちを強く持ってこれからも共に進んで行きましょう」と続けた川島は、「海外でも多くの人達が協力的だということも忘れないで下さい」と綴っている。

TOP