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[フットサルW杯2012] フットサル日本代表、リビアに勝利し決勝T進出へ前進!!

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[11.7 フットサルW杯2012 日本代表 4-2 リビア代表 フアマーク]

 フットサルW杯は7日、グループステージ第3戦を行った。フアマーク屋内競技場では、初の決勝トーナメント進出を目指すフットサル日本代表が、リビア代表と対戦した。前半18分にFP稲葉洸太郎(バルドラール浦安)のゴールで先制した日本だが、その直後にFKを直接決められて1-1と同点に追い付かれ、前半を折り返す。後半6分にはFP星翔太(バルドラール浦安)のゴールで勝ち越すと、さらに稲葉、FP小曽戸允哉がゴールを決めて点差を広げた。後半17分にPKから1点を返されたが、4-2で今大会初勝利を収めた日本が、決勝トーナメント進出に大きく前進した。

 日本のスタメンは、ポルトガル戦の後半と同じメンバーが名を連ねた。GK川原永光、FP北原亘、FP村上哲哉、FP森岡薫、FP逸見勝利ラファエルという組み合わせで、大一番に臨んでいる。

 立ち上がりから攻め込む日本は、何度か高い位置でボールを奪ってシュートに持ち込む。しかし、GKの好守や体を張ったブロックに遭い、なかなか先制点を挙げられない。前半15分には相手陣内深くでボールを奪ったFP森岡薫(名古屋オーシャンズ)が、DFを引きつけてパス。FP逸見勝利ラファエル(名古屋オーシャンズ)が走り込んでいれば決定的だったが、反応できずにチャンスを逃した。

 日本はカウンターからリビアに何度かチャンスをつくられたが、GK川原永光(名古屋オーシャンズ)が体を張って阻止し、ゴールを許さない。そして迎えた前半18分、日本は右サイドから逸見がドリブルで仕掛けてシュート。GKが弾いたボールを再び逸見が拾うと、トラップの先に稲葉がいた。稲葉が右足でシュートを決めるとDFに当たったボールがゴールに吸い込まれ、日本が先制する。

 ここから得点を重ねたい日本だったが、逆に失点してしまう。得点直後に森岡がファウルを取られてFKを与えると、FPラホマのシュートは壁に当たってGK川原の逆を突き、ゴールに決まった。このまま1-1で前半を折り返している。

 後半に入っても、日本の優勢な展開は変わらない。そして迎えた後半6分、日本は立て続けにゴールを挙げた。稲葉のパスから星がGKの飛び出しを見透かしたループシュートを決めて2-1とすると、その直後にもFP小宮山友祐(バルドラール浦安)のシュートにゴール前で稲葉が合わせ、3-1とリードを広げた。

 後半12分にも小曽戸が追加点を決めて、4-1と点差を広げた日本は、パワープレーを使ってきたリビアにも反撃を許さない。後半17分にPKから1点を返されたものの、リードを守り切った日本は、今大会初勝利を挙げ、勝ち点を4に伸ばした。

 この後に行われるグループAのウクライナ対コスタリカ戦でウクライナが勝利した場合、日本の決勝トーナメント進出が決まる。

(取材・文 河合拓)

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