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豪州対オマーンの情報は遮断せず、「インターネットを奪うわけにいかない」

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 目の前の一戦に集中する。26日のW杯アジア最終予選・ヨルダン戦を翌日に控えた25日午前、日本代表はアンマン市内で公式会見を行った。勝てば5大会連続のW杯出場が決まる大一番だが、日本の試合前にオーストラリア対オマーンの試合が行われ、もしもこの試合が引き分けに終われば、日本はヨルダンと引き分けでもB組2位以内が確定する。

 状況によっては試合前の時点で「引き分けでもOK」というのが分かった状態でヨルダン戦に臨むことになる。アルベルト・ザッケローニ監督は「無理に選手からインターネットを奪うわけにもいかない。選手は自然とその結果は見るのではないかと思う」と、情報を遮断する考えはない。とはいえ、オーストラリア対オマーンの結果によって何かを変えるつもりもない。

「裏(カード)の結果は大きな影響を与えないと思う。我々が考えないといけないのは目の前にある試合のことで、そこに集中するべきだと思う。試合前に他のところに集中がそれるということはしたくないと思っている」。オーストラリア対オマーンの試合がどんな結果になろうと、日本は勝てば文句なしでW杯出場が決まる。勝ってW杯への切符を勝ち取る。そのためだけに最高の準備を整える。

(取材・文 西山紘平)

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