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フットサル日本代表、千葉合宿1日目の練習後の選手コメント

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 フットサル日本代表は16日、2013年最後の代表活動となる千葉合宿をスタートさせた。GK田中俊則(府中アスレティックFC)、GK宮竹晴紀、FP片山賢仁(ともにシュライカー大阪)が、初めて日本代表の活動に参加した。前日にFリーグの公式戦があったことで、練習は回復を目的したものだったが、新加入選手たちも笑顔で約1時間30分のメニューをこなしていた。

 以下、千葉合宿初日後の選手コメント

●GK田中俊則(府中アスレティックFC)
―初招集の代表はどうですか?
「楽しみたいと思います」
―合流してから、全員と顔を合わせたのはここが最初?
「はい。そうです」
―今回アピールしたいところは?
「期間も短いので、楽しくやって。みんなと一緒に、より多くのコミュニケーションをとりたいと思います。あとは持ち味である止めるところをアピールできたらと思います」
―初日の練習を終えた感想は?
「楽しかったですね。楽しくできました」
―他のクラブで面識のある選手は?
「吉川(智貴)、西谷(良介)。吉川は神戸時代に一緒にプレーしていましたし、西谷に関しては大学も一緒なので」
―監督とも、まだ話はしていない?
「まだ、ないですね」

●GK宮竹晴紀(シュライカー大阪)
―チームに溶け込むために、何か作戦を考えてきましたか?
「いやぁ、特にないですけどね。でも、明日からの練習でしっかりやって生き残りたいですね。一度呼ばれるだけでは、意味がないので」
―来年はアジア選手権もあるが?
「3年後のW杯に出ることが、今の最大の目標であり、夢なので。そのための今日だと思うし、まず第一歩、こうして踏み出せたことが大きいですね」
―明日からの意気込みを。
「まず、チームのやり方っていうのをしっかり覚えた上で、自分のスピードだったり、反射神経という持ち味を出していきたいです。代表では攻撃に参加するっていうことは、あまりないと思うので。守るっていうところで、しっかり見せていきたいと思います」

●FP吉川智貴(名古屋オーシャンズ)
―監督が新たに招集された選手に「智貴は危険だ」と紹介していたが?
「多分、代表で2回くらいケガをしているので。それでイジられたんだと思います。ケガをしないようにって(笑)」
―今回の合宿のテーマは?
「自分自身のことに関しては、やっぱりアピールするのが一番だと思いますし、本当にこの3日間という短い期間で、自分の出来る最高のパフォーマンスを発揮できればと思います」
―明日から本格的な練習になると思うが?
「そうですね。新しい選手も結構いるので、コミュニケーションを取りながらやっていきます」

●FP片山堅仁(シュライカー大阪)
―初代表の感想は?
「僕は追加招集っていう感じなので、ラッキーでした」
―代表メンバーは、リーグでも対戦している選手ばかりだが?
「顔だけ知っているっていう選手は多いんですが、初めて話す人ばかりなので」
―ホテルの部屋は誰と同部屋?
「滝田選手です。髪型も似ているので、ちょっと親近感がありますね(笑)」
―本格的な練習が始まる明日からの意気込みを。
「僕はピヴォなんですけど、左利きではないんですけど、左でキープすることとか、左足で起点になれるのが持ち味です。そういう選手は、このチームにも、日本にも、あまりいないと思うので、そういう自分の強いところを見せられたらなと思います」

●FP滝田学(ペスカドーラ町田)
―久しぶりの国内合宿ですが?
「新しいメンバーも入ったので、すごく新鮮さもより一層あります。個人的には代表に来るたびに、新鮮な気持ちになるのですが、さらに新鮮ですね」
―W杯組が小曽戸選手一人になりました。
「本当にそうですね。そう考えると、新しいグループですね。ノブくん(小曽戸)が最年長なので、みんなでイジってますけど、すごく良いコミュニケーションが初日からとれていると思います」
―練習も、すごく楽しそうで。
「そうですね。ただ、明日からはこれをしっかり切り替えて。今日は頭の体操も含めていたので」
―外から見ているだけでも、混乱しそうなメニューだった。
「このままずっと入ってしまう危険性はあると思うので、そこは明日からノブくんを中心に。僕もしっかりやっていきたいなと思います」
―新加入選手は溶け込めそう?
「基本、もう大丈夫だと思いますよ」
―意外と対戦していても、話すことは少ないみたいですね。
「そうなんですよ。言ってました? 僕も片山くん、宮竹くん、ともに話したことがほとんどないですね」
―少し緊張しているみたいでしたよ。
「本当ですか? あんまりそうは見えませんでしたけど。でも、僕も初めてのときは緊張していたので」」

(取材・文 河合拓)

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