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[プレミアリーグ参入戦]東山高、市立船橋高、柏U-18、京都橘高が14年のプレミアリーグ参入権獲得!!

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高円宮杯U-18サッカーリーグ2013 プレミアリーグ参入戦

 高校年代最高峰のリーグ戦、高円宮杯U-18サッカーリーグ2014プレミアリーグ参入の権利を懸けた高円宮杯U-18サッカーリーグ2013 プレミアリーグ参入戦の2回戦が16日、広島県内で行われ、柏レイソルU-18(関東2、千葉)、市立船橋高(関東3、千葉)、京都橘高(関西2、京都)、東山高(関西3、京都)の4チームが来年度のプレミアリーグ参入を決めた。

 勝者がプレミア参入の権利を獲得する2回戦。Aブロックは1回戦でプリンスリーグ関東1部王者の前橋育英高(群馬)を破った藤枝東高(東海2、静岡)と東山が対戦した。0-0の後半27分、東山はセットプレーでFW鎌田大地主将が競り勝つと、FW黒木駿志が落としたボールを鎌田が右足ダイレクトでゴールへ流し込んで先制する。東山は42分にも鎌田のスルーパスからMF高木將圭が右足シュート。ポストの跳ね返りを右SB福重瑛貴が押し込んで2-0で勝った。藤枝東は後半立ち上がりに訪れた好機でポストに阻まれるなど決めきれなかったことが響いた。

 Bブロックでは今夏の全国高校総体優勝の市立船橋とアルビレックス新潟ユース(北信越2、新潟)が激突した。決勝点が生まれたのは前半30分だ。市立船橋はU-18日本代表GK志村滉のビッグセーブから高速カウンター。中央のMF横前裕大が左サイドを駆け上がったMF山之内裕太へはたくと、そのクロスをファーサイドのFW田山栄次が頭で折り返し、最後は中央のこぼれ球をMF室伏航が右足で決めた。後半は新潟が主導権を握る時間帯が増えたが、3バック中心に守った市立船橋が1-0で勝った。

 柏と愛媛FCユース(四国、愛媛)との対戦となったCブロックは主導権を握って攻める柏に対して愛媛の好守も光り、0-0で前半終了。だが後半4分、柏はFW大島康樹が左足で先制ゴールを奪う。柏は32分にもFW宮澤弘のシュートのこぼれ球をU-17W杯日本代表MF会津雄生が右足で決めて2-0。相手をシュート3本に封じた柏が2-0で勝ち、悲願のプレミアリーグ昇格を果たした。

 星稜高(北信越1、石川)と京都橘の高校選手権出場校同士の一戦となったDブロックは前半3分にFW森山泰希のゴールで星稜が先制。だが京都橘は13分にMF中野克哉のゴールで同点に追い付くと、25分に名古屋グランパス内定のU-18日本代表FW小屋松知哉主将が圧巻のスピードを発揮して勝ち越しゴールを決める。後半にもMF中山俊輝の2ゴールとFW赤澤祥平のゴールで突き放した京都橘が5-1で快勝した。

【プレミアリーグ参入戦2回戦】
(12月16日)
[エディオンスタジアム広島]
[A]藤枝東高 0-2 東山高
[東]鎌田大地(72分)、福重瑛貴(87分)

[B]市立船橋高 1-0 アルビレックス新潟ユース
[市]室伏航(30分)

[広島広域公園第一球技場]
[D]星稜高 1-5 京都橘高
[星]森山泰希(3分)
[京]中野克哉(13分)、小屋松知哉(25分)、中山俊輝2(47、56分)、赤澤祥平(70分)

[C]柏レイソルU-18 2-0 愛媛FCユース
[柏]大島康樹(49分)、会津雄生(77分)

[写真]藤枝東vs東山。後半27分、東山は鎌田が先制ゴール!

(取材・文 吉田太郎)
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