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別調整の長谷部はザンビア戦欠場へ…岡崎も宿舎で静養

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 日本代表は4日午後(日本時間5日朝)、米フロリダ州クリアウオーターで練習を行った。微熱が出たため午前の取材対応をキャンセルしたFW岡崎慎司は宿舎で静養。MF長谷部誠とDF酒井高徳は別メニューで調整した。

 昨夜に微熱が出たという岡崎は午前の取材対応をキャンセル。日本協会関係者によると、すでに熱は下がったが、この日は大事を取って静養し、練習には参加しなかった。練習は冒頭部分のみ公開され、ウォーミングアップには長谷部と酒井高も加わっていたが、その後はチームから外れ、別メニューで調整した。

 練習後に報道陣の取材に対応した原博実専務理事は酒井高について「かなり(練習の強度を)上げていた。ダッシュは他の選手と変わらないぐらいやっていたし、(トレーニングパートナーの)高校生相手に1対1でいろんな動きもチェックしていた」と説明。鹿児島・指宿合宿中の5月24日に右膝を負傷してから別調整が続くが、練習合流も近づいているようだ。

 一方、2度の手術を受けた右膝の周囲や逆足に張りなどが出たことで2日のコスタリカ戦を欠場し、前日3日の練習も別メニューで調整した長谷部は、この日も酒井高ほどにはトレーニングの負荷をかけなかったという。

 原専務理事は6日のザンビア戦出場に関して、「客観的に見て」と前置きしたうえで、「最終的には現場がドクターと相談して、本人の話も聞いたうえで決めることだが、無理してやる試合ではないと思う」と指摘。起用は現実的ではない状況のようだ。W杯初戦まで10日。キャプテンの状態は気がかりだ。

(取材・文 西山紘平)

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