元日本代表の前園真聖氏は9日、自身のブログ(https://lineblog.me/maezonomasakiyo/)を更新し、アトランタ五輪でともに“マイアミの奇跡”を成し遂げた師である西野朗監督にエールを送った。

　前園氏は今回のバヒド・ハリルホジッチ監督の解任劇について「驚きました」としつつ、「厳しめに言うと、僕は解任を決断したタイミングは遅かったと思っています」と自身の見解を語った。「最終予選の初戦からぎくしゃくした雰囲気は感じていましたし、協会としても模索していたのに関わらず解任という重大な決断をここまで後回しにしたことは驚きとともに残念です」とその胸中を明かしている。

　そして、次期指揮官として名前が挙がった西野氏についても言及している。アトランタ五輪でブラジル代表を撃破した“マイアミの奇跡”と語り継がれる試合で、監督と選手として戦った2人。前園氏はかつての師について、「選手とのコミュニケーションを大事にして、選手の特徴や良さを一番引き出してくれる監督だと思っています」と明かした。

「実際に僕も選手としては当時U-23日本代表の監督として一緒に戦いましたし、28年ぶりに日本を五輪にいくこともできました」と当時を振り返る前園氏。「だからこそ僕はW杯でもアトランタ五輪でブラジルに勝ったマイアミの奇跡のような快挙を西野監督に期待したいと思っています」と西野氏にエールを送っている。

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