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GL突破から一夜明け…森保Jが控え組で調整、伊東「次は結果を残したい」

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オマーン戦から一夜明け、アブダビで練習する森保ジャパン

 2連勝で決勝トーナメント進出を決めたオマーン戦(○1-0)から一夜明けた14日、日本代表はUAEのアブダビ市内で練習を行った。オマーン戦に先発した11人は宿舎での調整となり、12人がグラウンドに姿を見せたが、右臀部の違和感を再発させてオマーン戦を欠場したFW大迫勇也(ブレーメン)はランニングなどの軽めのメニュー。腰痛でオマーン戦はベンチ外だったGK東口順昭(G大阪)もストレッチのみの別調整となった。

 オマーン戦に途中出場したFW武藤嘉紀(ニューカッスル)、MF伊東純也(柏)を含む控え組のフィールド選手9人とGKシュミット・ダニエル(仙台)はボール回しやシュート練習などで汗を流した。

 オマーン戦の後半39分から途中出場し、アジアカップデビューを果たした伊東は同45分、MF原口元気のパスから右サイドのスペースに飛び出し、俊足を飛ばしてフィニッシュまで持ち込んだ。しかし、角度がなくなり、シュートはGKがセーブ。試合から一夜明け、「チャンスがあったので決めたかった」と悔しさをにじませた。

「次、出場したら結果を残したい」。そう誓った伊東だが、そのチャンスはすぐにやって来そうだ。森保一監督はグループリーグ突破を決めたオマーン戦後、17日のウズベキスタン戦に向けて「できる限り多くの選手を使っていきたい」とメンバーの入れ替えを示唆。右サイドハーフではイエローカードも受けているMF堂安律を温存させるのは間違いなく、伊東の先発が濃厚だ。

「縦への突破とそこからのクロスが自分の持ち味。そういうのを増やしていければ」。2連勝チーム同士の対戦となるウズベキスタン戦は日本が勝てば首位突破が決まるが、引き分け以下なら2位通過となる。チームは同日午後、アブダビからウズベキスタン戦が行われるアルアインに移動。3連勝での首位通過を目指し、総力戦でグループリーグ最終戦に臨む。

(取材・文 西山紘平)

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