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“大迫問題”は一件落着か…ブレーメンSD、現地訪問の日本代表マネジャーと「話し合った」

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ブレーメンに復帰後、戦線離脱しているエースFW大迫勇也

 日本代表FW大迫勇也はアジアカップ2019では準決勝や決勝で出場しながら、ブレーメンには実戦に出場できない状態で帰還。この件に関する話し合いを目的に日本代表マネジャーの津村尚樹氏がクラブに訪問したようだ。

 大迫はアジアカップではグループステージ第1節トルクメニスタン戦(1月9日)にフル出場すると、右でん部の問題を抱えていたため、同24日に行われた準々決勝のベトナム戦の途中出場で復帰。そのままイランとの準決勝、カタールとの決勝にはフル出場を果たしていた。

 だが大会後には所属チームへ復帰するも、背中の問題で再び戦線離脱。それを受けたクラブはJFA(日本サッカー協会)に向けて同選手のコンディションを考慮せずに起用したと非難し、今夏のコパ・アメリカに向けた日本代表への招集を拒否する姿勢を示した。

 そして、地元メディア『ダイヒシュトゥーベ』曰く、この件でJFAの津村氏がクラブに訪問したとのこと。ブレーメンのフランク・バウマンSD(スポーツディレクター)は「この件ついて意見交換をし、話し合った」と認め、JFAのメディカルスタッフが大迫は出場できる状態と判断したことや「ユウヤも自らプレーの準備ができていると話していた」と大会での状況についての説明を受けたことを明かした。

 バウマンSDはまた、準決勝や決勝に出場したことは「回復のためにはならなかっただろう」と強調。それでも「私たちがどうこうすることはできないからね。状況を受け止めて最善を尽くすだけだ」と語り、この件は収束したと見なしている様子をうかがわせた。

 なお、同SDは3月3日に行われるブンデスリーガ第24節ヴォルフスブルク戦で大迫が復帰する可能性について、「まだ望みはあるが、この先数日間様子を見なければいけない」とコメントしている。

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