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相手はFIFAランク183位…森保監督が見たモンゴルの長所「フィジカルの強さ」

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前日会見に出席した日本代表の森保一監督

 日本代表森保一監督は9日、カタールW杯アジア2次予選モンゴル戦(10日、埼玉)に向けた前日会見を行った。「しっかり守備を固めてきて、カウンター攻撃を狙ってくると格下相手の戦い方を展望した指揮官「相手がやろうとすることをしっかり上回っていけるように準備しないといけない」と意気込んだ。

 対戦相手のモンゴルはFIFAランキング183位。日本とは初対戦となるが、過去の実績では圧倒的な格下にあたる。9月5日に行われたアジア2次予選第1節では、日本が前回2-0で勝利したミャンマーを1-0で倒したが、シュート数ではミャンマーが圧倒的に優勢。序盤のワンチャンスで奪ったゴールを最後まで守り切った形だった。第2節はタジキスタンに0-1で敗れている。

 それでも森保監督はモンゴルのストロングポイントである「フィジカルの強さ」に警戒。「アジア予選の戦いではミャンマー戦を終えたが、(相手が引いて守ってくる)戦い方は想定は同じ形が想定される」と比較しつつも、「モンゴルの方がよりフィジカル的に激しく、厳しく、タフに戦ってくる印象でいる」と語った。

 その中で大事になるのはタフなブロックを敷いてくるであろう相手をどう崩すかだ。今回はエースFW大迫勇也(ブレーメン)が不在。その中で攻撃陣には「いろんなバリエーションを使って相手の堅い守備を崩していくこと、アイデアを複数持って相手が嫌がる攻撃をしていくこと。そのうえで得点を奪えるように賢く、かつハードにプレーしてもらいたい」と期待を寄せた。

 また守備ではカウンター対応の重要性を指摘。ホーム開幕戦を無失点で終えるべく「相手がカウンターを狙ってきているところでわれわれが失った瞬間から切り替え早く守備をすること、相手が素早く攻撃をしてくるところではバランスを見つつカウンターを受けないよう守備をしないといけない、リスク管理をしっかりしないといけないと思っている」と強調した。

(取材・文 竹内達也)

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