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大迫勇也が明言「足は問題ない」FWライバル続々招集も「おのおのが特長を出していければ」

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FW大迫勇也(神戸)

 10月12日のカタールW杯アジア最終予選オーストラリア戦で右ひざを打撲し、約3週間にわたって戦線離脱していたFW大迫勇也(神戸)がベトナム入りから一夜明けた8日、合宿初日のオンライン取材に応じた。直近のJ1第35節徳島戦ではゴールを決めており「足は問題ない」と明言。必勝への意気込みを示した。

 日本代表は9月と10月にアジア最終予選をそれぞれ2試合、計4試合行い、いずれも初戦を落として2勝2敗。現在グループ4位と崖っぷちにいる。

「9月、10月は2か月連続で初戦を落としている事実があるので、それについてはコンディションを含め、試合の入り方を含め、考え直さなければいけないところはあると感じている」。

 エースストライカーは現在の結果について真摯に受け止めている。そのうえで勝利のために「まずは点を取るためにどうするか、失点しないためにどうするか。チームとしてやるべきことを整理することが必要」と見ている。

 今回、FWの顔ぶれには古橋亨梧、上田綺世、前田大然らがおり、大迫とはそれぞれタイプが異なる。その中で大迫が考えるのは「日本が勝てるようにおのおのが特長を出していければいい」ということだ。

 ベトナムの印象を聞かれると「若い選手が多い印象。年々力をつけているチームであると感じている」と語った大迫。次のオマーン戦と合わせて2試合で勝ち点6を取ることが至上命題となる中、「僕個人としては前で違いをつくれるように、そこを第一に考えたい。まずは初戦に一番フォーカスを当てて勝ち点3を取りに行きたい」と力強く言った。

(取材・文 矢内由美子)
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