[3.24 W杯最終予選 日本2-0オーストラリア シドニー]

　勝てば7大会連続W杯出場が決まる“大一番”。終盤の2ゴールで白星を勝ち取り、W杯出場を決めた日本代表の森保一監督は、試合後のインタビューで周囲への感謝を示した。

　前半はオープンな展開となり、両チームともにゴールを脅かす場面を作り出す。しかし、スコアが動かないまま、前半を折り返す。後半もゴールが生まれずに試合が進むと、後半18分にDF中山雄太とFW上田綺世の2枚を投入。さらに同39分にはMF原口元気とMF三笘薫を同時にピッチに送り込む。

　そして、“ジョーカー”三笘が大仕事をやってのけた。後半44分に先制点を奪取すると、同アディショナルタイムに左サイドから得意のドリブルで持ち込んでネットを揺らしてダメ押しゴールを記録する。2-0のまま試合終了のホイッスルが吹かれ、7大会連続のW杯出場が決まった。

　試合後のインタビュー、森保監督は「苦しい戦いばかりでしたが、コロナの中でも色んな人が我々にサッカーできる環境を作ってくれて、まずは感謝申し上げたい」と話すと、「サポーターの皆さん、国民の皆さんとともに、そして今日ここに来たチーム皆で一丸となって戦いましたが、これまでつなげてくれた選手、スタッフがいっぱいいて我々がこの場に立って勝利することができました」と伝えた。

　そして、「我々日本代表を支えてくれた全ての方々とすべてのサッカーファミリーとW杯出場という勝利をつかみ取れたと思う。一緒に喜びたいと思います。皆さん本当に応援、支援ありがとうございました」と日本代表を支えてくれた人々に感謝を示した。

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