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山根視来は右SB長友に感嘆「守備の対応は本当にすごい」

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日本代表DF山根視来

 6日のブラジル戦(●0-1)で右サイドバックのスタメンの座をDF長友佑都に譲った形となった日本代表DF山根視来(川崎F)は、FWビニシウス・ジュニオールに粘り強く対応した35歳のベテランについて「キャリアのほとんどを左サイドバックでプレーしていると思うけど、そうはいってもインテルでずっとプレーしていた選手。守備の対応は本当にすごいなと思ったし、ああいう相手に対して、モチベーションの作り方もさすがだなと思った」と感嘆した。

 その長友に代わって後半36分から途中出場したブラジル戦。約10分間のプレータイムだったが、「相手もリードしていて、あまりボールを取りに来ない中、自分がどう攻撃していくかだった。あまりボールに触る機会がなかったので、もっとボールを呼び込んで、左サイドだけでなく、右サイドからも攻撃を仕掛けられたらよかった」と反省した。

 終盤は左サイドのMF三笘薫がドリブル突破からチャンスをうかがったが、DFエデル・ミリトンという大きな壁が立ちはだかった。右ウイングで先発したMF伊東純也を含め、1対1の勝負に頼るだけでは強豪国の守備をこじ開けるのは難しい。「それプラス、コンビネーションというか、2人3人が絡んで、4-3-3なのでインサイドハーフとサイドバックとウイングの3人がどう絡んでいくかというのが大切かなと思う」と指摘した。

「サイドの1対1だけではダメというより、ブラジル戦は守備をする時間が多かったので、攻撃に使うエネルギーがなかなか残っていない状況もあったと思う。相手陣地に押し込んだときにボールを保持する時間も必要で、後半、相手陣地で保持して伊東選手と長友選手で崩してクロスを上げたシーンもあったと思う。ああやって時間をつくれれば攻撃に使うエネルギーも戻ってくると思う」

 ケガで招集されなかったDF酒井宏樹、クラブでは右サイドバックでプレーするDF冨安健洋を含め、ポジション争いはさらに激しさを増した。与えられたチャンスでどんなパフォーマンスを見せられるか。「ああいう相手に勝ち点を拾っていかないといけないし、細かいところが必要になる。途中から出た選手の役割は大きいし、自分も途中から出たので、チームを勢いに乗せられるようなプレーをしないといけないと思った」と悔しがった。

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