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脳震盪の復帰プログラム完了!! 遠藤航がドイツ戦へ「競り合う時は…」

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MF遠藤航(シュツットガルト)

 11月8日のブンデスリーガでの試合で相手と接触して頭部を強打し、脳震盪からの復帰過程にある日本代表MF遠藤航(シュツットガルト)が21日の練習後、報道陣の取材に応じ、チームへの完全合流が19日からだったことを明らかにした。

「基本的には問題ないです。競り合う時はビビって変なほうに行くほうがよくないと思っている。自分の中では行くと決めたら行くほうがいいと思っている」と言い、ドイツ戦に向けて順調に復帰過程を前進していることを強調した。

 2019年夏にシュツットガルトに移籍して3年数か月。その前の1年間を過ごしたベルギー・シントトロイデン時代も含め、この4年間はすべてカタールW杯の準備期間だったととらえている。その中で、ブンデスリーガでデュエル王になり、日本代表でレギュラーの座を確立し、W杯出場権獲得に貢献し、W杯ではドイツと対戦することになった。

「(日本代表は)ブンデスでやっている選手が多いし、僕は相手の何が良いところであって、何をしてくるかは分かっている」と胸を張り、「ドイツ代表のキミッヒやゴレツカ、サネと戦える状況にいたことが大事。4年間の準備期間がすべてここにつながっている。それをぶつけるだけ」と意気込む。

 W杯は20日に開幕し、既にアジア勢ではカタールとイランが初戦黒星を喫した。

「アジアの国は対戦相手から格下に見えると思う」。率直にそう指摘した遠藤だが「でも(ドイツが)日本をナメているとも思わない。日本にはドイツでやっている選手が多いし、初戦の難しさはドイツも同じように感じているのかな」と指摘。「自分たちはドイツに対してチャレンジするメンタリティーで戦える。相手の方が嫌なのではないかと思う」と強気を前面に出した。

(取材・文 矢内由美子)
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