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「膝はもう大丈夫」遠藤航はクロアチア戦先発へ

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MF遠藤航の右膝にはテーピングも

 先発出場も辞さない構えだ。11月27日のコスタリカ戦(●0-1)後、右膝痛で別調整が続いていた日本代表MF遠藤航(シュツットガルト)は1日のスペイン戦(○2-1)の後半42分から途中出場。コスタリカ戦以降は全体練習に合流しないままの“ぶっつけ本番”だったが、アディショナルタイムの7分間を含めた約10分間、クローザーとしての役割をまっとうした。

 5日の決勝トーナメント1回戦・クロアチア戦に向けては、すでにチーム練習にも合流しており、「膝はもうほぼ大丈夫。ちょっと痛みはあるけど」と説明。100%ではないが、試合出場には問題がないことを強調した。

 MFルカ・モドリッチ(レアル・マドリー)、MFマテオ・コバチッチ(チェルシー)、MFマルセロ・ブロゾビッチ(インテル)の3枚を擁するクロアチアに対し、中盤の攻防は一つのポイントになる。「いい選手たちが真ん中にいるので、対戦が楽しみ」と目を輝かせる遠藤は「チームとしてどう戦うかが大事。チームとしての戦い方を整理することが大切」と、1対1ではなく、チームとして封じる必要があると説いた。

 クロアチアの中盤はポジショニングが流動的で、特にモドリッチは前後左右を運動量豊富に動いて攻撃の起点となる。「落ちてボールを動かされる分には問題ない。最後、入ってきたところに付いている方が大事」。そう指摘したうえで、「特徴は有名すぎるから分かっている。個で守るのもそうだし、チームとして守ることも大事」と力説した。

「守備はしっかり守ってくる。お互い我慢する展開になると思う」。そう試合展開を予想する遠藤は「ドイツ戦、スペイン戦よりはボールを持てるのかなと思うけど、堅い試合になるイメージはしている」と1点勝負も覚悟した。

(取材・文 西山紘平)

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