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U20アジア杯は目前…U-20日本代表FW熊田直紀は練習試合でチーム1点目「いい感じのゴールだった」

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FW熊田直紀(FC東京)

 3月開幕のAFC U20アジアカップウズベキスタン2023に向け、U-20日本代表は現地でトレーニングを続けている。FW熊田直紀(FC東京)は26日に行われたU-21 FCパフタコールとの練習試合(○5-2)でチーム1点目をマーク。オンライン会見で「いい感じのゴールだった」と手応えを口にした。

 FC東京の育成組織出身のストライカーは、高円宮杯プレミアリーグEASTで得点ランク2位の19ゴールという数字を残し、今シーズンからトップ昇格した。すでに昨シーズンにはルヴァンカップでトップデビュー済み。FC東京での本格的な出番を前に、まずはU-20日本代表としての活躍を狙う。

 3月3日のU20アジア杯グループリーグ初戦・中国戦を控え、日本は26日に現地のチームと練習試合を行った。前半5分で失点を喫したが、同30分に同点に追いつく。得点は熊田が決めた。左サイドでの突破を見計らい、熊田は相手の最終ラインと駆け引き。裏を取り、最後はGKとの1対1を沈めた。

 昨年6月のフランス・モーリスレベロトーナメントや、9月のラオス・U20アジアカップ予選は参加できず。しかし、11月のスペイン遠征には赴き、たしかな経験を積んだ。「同年代の海外のレベルを知ることができた」と収穫を語る。

 FC東京では、W杯を戦った長友佑都の背中に「サッカーに対する熱量を一番感じた」と影響を受ける。「(U-20W杯に)出てしっかりA代表につなげるというのは、みんな思っていること。この大会で個人としてもチームとしても、一人ひとり結果を残すことが目標」。初戦を前に、熱い闘志を垣間見せた。

●AFC U20アジアカップウズベキスタン2023特集

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