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西村拓真が新生・日本代表のファーストゴール! 新戦力の価値ある一発「新しい風を起こしたい」

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ゴールを決めたMF西村拓真(横浜FM)

[3.24 キリンチャレンジ杯 日本 1-1 ウルグアイ 国立]

 日本代表の初陣はドローで終了となった。前半38分に先制を許したが、後半30分にMF西村拓真(横浜FM)が同点ゴール。「(伊東)純也くんと話し合っていて、あそこに入ってこいと話していたので、そのとおりになりました」と手応えを語った。

 西村はベンチスタートから後半29分に途中出場。そして、ファーストタッチでゴールを沈めた。右サイドのDF菅原由勢(AZ)から縦パスが入り、FW伊東純也(スタッド・ランス)が右サイドからクロス。FW上田綺世(セルクル・ブルージュ)がニアサイドで囮になると、PA中央に走り込んだ西村が左足で仕留めた。

 途中投入で森保一監督からは「前からプレッシングであったり、ペナ内に入っていくところを言われていた」。交代策的中の価値ある同点ゴールとなった。

 昨シーズンの活躍から昨夏のEAFF E-1選手権でA代表デビューも、カタールW杯直前の負傷で本大会メンバー入りの可能性は消滅した。新たな船出となる初陣で結果を残した意味は大きい。だが、西村は「まだまだ正直、W杯組との差は大きい」とさらなる成長を目指す。

「僕たち新しい選手がギラギラして、もっと結果を出して、脅かしていくつもりでやっていかないとレベルアップにもつながらない。まだまだ物足りない。もっと上を目指していきたい」

「アピールという認識はないですけど、チームが勝つために、自分の存在価値を示して新しい風を起こしたい」。チームのレベルアップに向け、大きな意味を持つゴールとなった。

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