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U-22日本代表候補が午後練習で11対11のミニゲームを実施…26日の合宿最終日は紅白戦

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合宿を行うU-22日本代表候補

 2024年パリオリンピックを目指すU-22日本代表の候補合宿は25日、千葉市内で3日目を迎えた。この日は午前と午後の2部練習。午後練習の最後にはピッチを狭く使った11対11のミニゲームも行われ、約1時間半でトレーニングを終えた。

 候補合宿3日目は2部練習となり、午前は28人全員がトレーニングを実施した。午後は27人が参加。MF鮎川峻(広島)のみコンディション調整のため別メニューとなった。フィールドプレーヤー組はウォーミングアップを終えると、ボールを使ったパス回しを行った。

 ピッチを狭く使った7対7+フリーマンの練習を3チームに分かれて行った後、フリーマン無しの8対8へ。白ビブス、黄ビブスの2チームに分かれた。GKは藤田和輝(栃木)、中島佳太郎(常葉大)、小畑裕馬(仙台)、野澤大志ブランドン(FC東京)が交代で務めた。

 2色のビブスチームはともに2-4-2の布陣。白はCBがDF関根大輝(拓殖大)とDF根本健太(流通経済大)。ボランチ2人はMF細谷航平(法政大)とMF櫻井辰徳(徳島)。左サイドはDF坂岸寛大(新潟医療福祉大)、右サイドはMF山内日向汰(桐蔭横浜大/川崎F内定)。2トップはFW木村勇大(京都)とMF藤井皓也(中京大)となった。

 また、黄色はCB2人が長澤シヴァタファリ(関東学院大/鳥栖内定)とDF山崎大地(広島)。ボランチ2人はMF谷内田哲平(京都)とMF美藤倫(関西学院大/G大阪内定)。左サイドはMF永田貫太(中京大)、右サイドはMF近藤友喜(横浜FC)。2トップはFW中島大嘉(札幌)とMF中川敦瑛(法政大)が入った。

 ミニゲームを行う前には巨大テレビモニターを使い、選手の動き方を教える場面も。最後はピッチを少し狭くしながら11対11を実施した。布陣は互いに4-4-2を敷いた。

 ビブス無しのフィールドプレーヤーは4バックが左から今野、山崎、関根、吉田。ボランチは細谷と谷内田。左サイドハーフは中村、右サイドハーフはMF佐藤恵允(明治大)で、2トップは中島大と藤井が入った。今野に代えて加藤、中島大に代えて木村が途中出場している。

 白ビブスのフィールドプレーヤーは4バックが左から坂岸、根本、DF岡哲平(明治大)、長澤。ボランチ2人は山内と美藤。左サイドハーフが永田、右サイドハーフは近藤。トップ下気味に中川が入り、最前線はFW鶴野怜樹(福岡)となった。美藤と櫻井が途中交代で入れ替わっている。

 白ビブスは先制に成功。近藤のドリブルのこぼれ球を永田が右足シュートで打ち切った。しかし、ビブス無しも追いつく。佐藤の右サイドからのクロスを、中島大がダイレクトで合わせる。試合は1-1のまま終了した。4日間の合宿は3日目まで終え、26日の最終日にはゲーム形式の紅白戦が行われる。

(取材・文 石川祐介)

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