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菅原由勢が今オフの去就に言及「何かを起こさないといけないタイミングが来ている」

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日本代表DF菅原由勢

 右サイドバックの主力として第2次森保ジャパン3試合連続の先発が濃厚になった。日本代表DF菅原由勢(AZ)は合宿2日目のミニゲームで主力組と思われるチームの右サイドバックに入り、15日のエルサルバドル戦(豊田ス)に向けて調整した。

 第2次森保ジャパン初陣となった3月24日のウルグアイ戦(△1-1)でA代表初先発を飾ると、続く3月28日のコロンビア戦(●1-2)もスタメン出場。右サイドバックの定位置を一気につかみ取った。この日の練習では4-3-3のときはMF久保建英、4-2-3-1のときはMF堂安律と縦関係を組み、「(堂安)律くんや(久保)建英が前にいて、左足でボールを持ったら何かが起きる。いかに彼らがいい状態で受けられるようにパスを出すかがサイドバックとして大事」と力説した。

 欧州での4シーズン目はリーグ4位に貢献し、ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)では準決勝進出を果たした。公式戦47試合に出場し、4ゴール11アシストを記録。その活躍から今オフの移籍市場でドルトムントやスポルティングが獲得に動いているとの現地報道もある。

 気になる去就について報道陣から聞かれると、「友達や家族にもその質問を毎回されている」と苦笑いしながらも、「(欧州での)4シーズン目が終わって自分が感じている思いは共有している。何かが起きると思っているし、何かを起こさないといけないタイミングが来ている」とキッパリ。「僕がやれることはやった。ここからまた話し合いもあると思うし、そこでしっかり話せればなと思う」と、偽らざる胸中を明かした。

(取材・文 西山紘平)

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