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三笘、久保、旗手らがエルサルバドル戦先発か…森保J合宿2日目は白熱の11対11ミニゲームを実施

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MF三笘薫(ブライトン)

 キリンチャレンジカップ2試合に臨む日本代表は13日、千葉市内で合宿2日目のトレーニングを行った。初日の練習でリカバリーメニューだった初招集のMF川村拓夢(広島)が体調不良のため欠席。MF川崎颯太(京都)は初日に続いて室内で別メニュー調整となった。それ以外の24選手がハーフコートのミニゲームなどを行い、15日のエルサルバドル戦に向けて戦術面の確認を行った。

 先週末のJリーグ公式戦の影響で初日はリカバリーメニューだった国内組3選手のうち、川村が欠席。GK大迫敬介(広島)、DF森下龍矢(名古屋)は全体練習に初めて合流した。日本サッカー協会の広報スタッフによると、川村は新型コロナウイルスの検査では陰性で、現在は宿舎で静養しているという。

 全体練習に参加した24選手はボール回しや瞬発系のフィジカルメニューで身体を温めた後、スローインを起点としたパス練習を実施。3月シリーズにも名波浩コーチのもと、スローイン練習を行っていたが、3月は細かい陣地でパスをつなぐ形だったのに対し、今回はパスを受けた選手が遠くの選手にミドルパスをつなぐ形で行われていた。

 またこの日は急遽、全てのメニューが報道陣に公開され、最後はハーフコートでの11対11のミニゲームも実施。新10番に決まったMF堂安律(フライブルク)、MF三笘薫(ブライトン)、MF久保建英(ソシエダ)、MF旗手怜央(セルティック)らが主力組とみられるチームに入った。

 ミニゲームは合計4本行い、1本目と2本目ではそれぞれ異なる布陣で攻撃、守備の形を確認。3本目と4本目はプレーを止めずに試合形式で対峙した。3月シリーズでトライしていたSBが中央に絞ってビルドアップに関わる形もテスト。練習指揮は主に名波コーチが行っていたが、森保一監督も時折プレーコンセプトや切り替えに関する指示を出していた。

 布陣は以下のとおり。選手のポジション配置からA組がエルサルバドル戦の先発を想定したメンバーとみられる。またGKは大迫、シュミット・ダニエル(シントトロイデン)、中村航輔(ポルティモネンセ)が交代で務めたが、試合形式の3〜4本目は大迫がいずれかのチームで常に出場しており、次戦の先発の可能性が高まった。

【1本目、3本目】
▼A組[4-1-4-1]
        上田綺世

三笘薫 旗手怜央 堂安律  久保建英
        守田英正

森下龍矢 谷口彰悟 板倉滉 菅原由勢
          GK

▼B組[4-2-3-1]
        浅野拓磨(古橋亨梧)

前田大然   鎌田大地   伊東純也
     川辺駿   遠藤航

中村敬斗 伊藤洋輝 瀬古歩夢 相馬勇紀
          GK

【2本目、4本目】
▼A組[4-2-3-1]
        上田綺世

三笘薫    久保建英    堂安律
    旗手怜央    守田英正

森下龍矢 谷口彰悟 板倉滉 菅原由勢
          GK

▼B組[4-1-4-1]
        浅野拓磨(古橋亨梧)

前田大然 中村敬斗 川辺駿 伊東純也
        鎌田大地

伊藤洋輝 瀬古歩夢 遠藤航 相馬勇紀
           GK

(取材・文 竹内達也)

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