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代表17戦目の初ゴール!刺激と変化を求める31歳谷口彰悟「一緒にギラギラしていきたい」

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DF谷口彰悟が代表初ゴール

[6.15 キリンチャレンジ杯 日本6-0エルサルバドル 豊田ス]

 日本代表17試合目の出場で待望の初ゴールとなった。前半1分、MF久保建英のFKにDF谷口彰悟(アルラーヤン)が頭で合わせ、先制点。「タケ(久保)が素晴らしいボールをくれて、しっかり飛んだし、しっかり叩けた。開始早々に点が取れたのは良かった」と、ゴールラッシュの口火を切った。

 カタールW杯でもグループリーグ最終戦のスペイン戦、決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦にフル出場し、チームの16強入りに貢献した谷口だが、昨年12月にカタールのアルラーヤンに移籍。今年3月の第2次森保ジャパン初陣は招集を見送られ、今回がカタールW杯以来の代表復帰だった。

 カタールW杯からはメンバーも若返り、「フレッシュになったなと思う。この代表に定着したい、結果を残したいというギラギラした選手が増えて、目の前に大会があるわけではないけど、この活動で爪痕を残そうという選手がいる分、競争意識が強いなと感じる」と率直な印象を語る谷口は「僕も高みの見物をするつもりはないし、そんな余裕もない。一緒になっていろんなものを吸収して、ギラギラしてやっていきたい」と刺激を受けている。

「普通にやっていても何も変わらない。自分の中でいろんな変化を求めながら、この年齢でもチャレンジして、いろんなところに向かっていくことで刺激になるし、活力になる」。31歳での初めての海外移籍。まだまだ成長途上にあるセンターバックが第2次森保ジャパンを引っ張っていくリーダーの一人であるのは間違いない。

(取材・文 西山紘平)

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