beacon

インサイドハーフで先発濃厚の鎌田大地、4-1-4-1は「前に選手を割けるのもプラス」

このエントリーをはてなブックマークに追加

日本代表MF鎌田大地

 15日のエルサルバドル戦(○6-0)を欠場した日本代表MF鎌田大地(フランクフルト)だが、20日のペルー戦(パナスタ)には4-1-4-1の右インサイドハーフで先発しそうだ。

 この日の練習ではMF旗手怜央、MF遠藤航と主力組の中盤を構成。「(旗手)怜央の方が後ろからの組み立ては僕より優れているし、自分もそこは任せながら、ゴール前に顔を出したりしたい」と指摘した。

 ペルーの印象については「やりにくそう。球際の強さがあるし、南米予選を戦う中で、ボールを保持するチームに対してはうまく守ってカウンターを狙ってくる。タッチ数を少なくしないと、ボールを失ってカウンターを受ける。しっかりイメージしながらやりたい」と警戒した。

 第1次森保ジャパンは当初、4-2-3-1をベースにしていたが、アジア最終予選の途中から4-1-4-1にシステムを変更。カタールW杯直前の昨年9月から再び4-2-3-1に戻り、W杯本大会も4-2-3-1でスタートしたが、大会途中からは3-4-2-1がベースになった。

 第2次森保ジャパン初陣となった3月の2試合は4-2-3-1だったが、6月シリーズは再度、4-1-4-1をテストしている。「オプションをつくりたいというのもあるし、今の代表は前の選手層が厚い。前に選手を割けるのもプラスなのかなと思う」。カタールW杯を経て、より主体的、攻撃的なサッカーへトライする中、3月シリーズは1分1敗だった南米勢相手に試金石の一戦となる。

(取材・文 西山紘平)

TOP