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爆音流しながら取材エリアに…2人並んで質問に答えた久保建英と中村航輔「友達1号ですね、代表で」

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日本代表MF久保建英

[6.20 キリンチャレンジ杯 日本 4-1 ペルー パナスタ]

 大音量で音楽を流しながらミックスゾーンに姿を見せた。試合後の取材エリアに一緒に現れたMF久保建英(ソシエダ)とGK中村航輔(ポルティモネンセ)。2人並んで取材に応じる異例の形式となり、久保が手に持つポータブルスピーカーからは中村航がスマートフォンで再生するラテン系の音楽が爆音で響いていた。

 19年12月18日のE-1選手権・韓国戦(●0-1)以来、約3年半ぶりの代表戦出場となった中村航は「チームとして勝利で終えられたので満足している」と、久保の横で報道陣の質問に答えると、久保も「欲を言えば2試合とも最初から出たかったけど、鎌田選手も伊東選手も1試合目に出ていない。みんな平等じゃないけど、みんなそれぞれ得点を取れて、みんなハッピーだったと思う」と、15日のエルサルバドル戦(○6-0)と合わせて計10選手が得点した6月シリーズを総括した。

 一緒に音楽を流しながら出てきたことについて「趣味が合うんですよ」と明かした久保。2人の仲を問う質問に中村航が「もともと仲が良かったけど、さらに良くなった」と答えると、久保はすかさず「もともと?」と突っ込み、「(中村航の)友達1号ですね、代表で。知らないけど」とおどけ、報道陣を笑わせた。

 今合宿では、中村航と柏時代にチームメイトだったMF伊東純也が「アイツ友達いないんで、ちょっと久しぶりなので馴染めるようにしてあげたいなと思います」と冗談交じりに話していたが、この日、遅れてミックスゾーンに出てきた伊東が2人の様子を伝え聞くと、「(ロッカールームでも)音楽を流して。ノリが一緒だったらしいですよ」と呆れたように微笑んだ。

(取材・文 西山紘平)

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