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2連勝のU-22日本代表がパリ五輪一次予選突破を懸けた大一番へ! 敗戦の場合は予選敗退危機も…大岩監督「攻守で全員が合うことが大事」

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U-22日本代表がパリ五輪一次予選の最終戦へ

 U-22日本代表は12日、パリオリンピック一次予選も兼ねるU23アジアカップ予選のグループリーグ第3戦・バーレーン戦に臨む。11日には前日練習が行われ、体調不良から復帰したGK野澤大志ブランドン(FC東京)を含む23人全員が集結。冒頭15分を公開し、残る45分は非公開で練習を行った。

 2024年パリ五輪の一次予選も兼ねる今大会では、11組のグループリーグが行われ、各組首位と各組2位のうち成績上位4チームが、来年4月にカタールで行われるU23アジア杯に出場できる。さらに同大会で3位以上まで勝ち進むと、パリ五輪出場が決定する(4位の場合アフリカとのプレーオフになる)。

【グループD順位表】※第2戦終了時点
1.日本(6)+7
2.パレスチナ(3)0
3.バーレーン(3)+1
4.パキスタン(0)-8

 引き分け以上で首位が確定するものの、敗れたら2位や3位転落の可能性も残る大一番。それでも大岩剛監督は目の前の試合のみに集中する。「いろんな条件は戦う前にある。それは頭に入れた上で、われわれのやることをしっかりとやる。攻守において全員が合うことが大事」と意気込みを口にした。

 中2日で行われる3連戦のメンバーも気になるところ。初戦は合流のタイミングを考慮したコンディション重視の起用だったが、第3戦は「90分通してマネジメントしていく上では(コンディションも)重要な要素。そこもしっかり加味しながら選んでいきたい」と語るに留めた。

(取材・文 石川祐介)

●AFC U23アジアカップ2024予選特集ページ
石川祐介
Text by 石川祐介

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