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カナダ戦の決定機を反省したMF川辺駿「自分が生き残るなら結果が必要」

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MF川辺駿(スタンダール・リエージュ)

 追加招集で日本代表復帰を果たしたMF川辺駿(スタンダール・リエージュ)は13日のカナダ戦に後半27分から途中出場。同41分にはFW古橋亨梧のお膳立てからゴール前の決定機を迎えたが、シュートはGKに阻まれた。

 試合から一夜明けた14日、練習後の取材に応じた川辺は「一つ決定機があったのであれを決め切らないといけなかった」と反省。また中盤のMF旗手怜央、MF伊藤敦樹との連係についても「怜央とか敦樹が中盤で流動的になるぶん、守備も少しハメづらくなってしまった。前から行く時に誰が行くかはっきりしなかった。はっきりしていれば失点もなかったと思う」と反省を口にした。

 第2次森保ジャパンの中盤では世界トップクラスのクラブでプレーするMF遠藤航、MF守田英正がレギュラー争いを大きくリードしており、カタールW杯で結果を出したMF田中碧さえも安泰ではない状況。また伊藤も6月シリーズからの連続選出で台頭してきており、厳しいポジション争いに晒されている。

「ボランチ、インサイドハーフ、トップ下といういろんなところでプレーできないといけないチームだし、人数も限られるので、いろんなポジションができないといけないけど、自分はそんなに器用じゃない。いろんなところでプレーできるほどのプレースタイルではない」。そう自身の現状を見つめた川辺は「いい選手が多いチームだし、中盤はもっと競争が激しいので、自分が生き残るなら結果が必要になる」と危機感をのぞかせた。

(取材・文 竹内達也)
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竹内達也
Text by 竹内達也

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