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11月のW杯2次予選シリア戦は“中立地”サウジ開催か…AFC公式サイトに記載

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 11月21日に行われる北中米ワールドカップアジア2次予選の日本代表対シリア戦が、中立地のサウジアラビア・ジッダで開催される可能性が浮上した。正式発表には至っていないが、アジアサッカー連盟(AFC)公式サイトに試合会場とキックオフ時間が掲載されている。

 北中米W杯アジア2次予選は11月に開幕。日本は16日にパナソニックスタジアム吹田でミャンマーとの初戦を迎えた後、21日に敵地でのシリア戦が組まれている。シリア戦は試合まで約1か月となっても試合会場が正式に決まっておらず、今月17日のカナダ戦後には田嶋幸三会長が「ちょっとおかしなこと」とコメントしていた。

 シリアでは2011年以降、政府軍と反体制派による内戦が続いていた影響により、国内での国際Aマッチを行っておらず、近隣の中立地で代替開催されるのが通例。今回も過去に開催実績のあるUAE、オマーン、ヨルダンでの開催が濃厚とみられていたが、サウジアラビアに決まりつつあるようだ。

 AFC公式サイトによると、試合はサウジアラビア・ジッダのプリンス・アブドゥラー・アル・ファイサル・スタジアムで開催。キックオフは現地時間午後8時(日本時間22日午前2時)となっている。日本代表は同会場で21年10月、カタールW杯アジア最終予選のサウジアラビア戦(●0-1)を行っており、正式に試合が行われれば2年ぶりのジッダ入りとなる。

 なお、来年3月に予定されている敵地での北中米W杯アジア2次予選・北朝鮮戦は会場、キックオフ時間ともに「未定(TBC)」のままとなっている。

●北中米W杯アジア2次予選特集ページ
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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