beacon

遠藤純が演出!! なでしこジャパンは南萌華&千葉玲海菜弾でウズベキスタンを撃破

このエントリーをはてなブックマークに追加

MF遠藤純(写真は9月のアルゼンチン戦のもの)

[10.29 パリ五輪アジア2次予選 日本 2-0 ウズベキスタン]

 日本女子代表(なでしこジャパン)は29日、パリ五輪アジア2次予選のグループリーグ第2節でウズベキスタン女子代表と対戦し、2ー0で勝利した。次戦は11月1日にベトナム女子代表と激突する。

 26日に行われた初戦でインドを破ったなでしこジャパンは、同試合から先発メンバー9人を変更した。ゴールマウスにGK山下杏也加が立ち、最終ラインは左からMF遠藤純、DF南萌華、DF高橋はな、DF清水梨紗の4枚。中盤の底にMF熊谷紗希が入り、その前にMF長野風花とMF林穂之香が並んだ。左のウイングにMF宮澤ひなた、右にMF清家貴子。先頭にはFW千葉玲海菜が立った。

 試合は立ち上がりから日本が主導権を握った。最終ラインから丁寧にパスを繋いでボールを前進させると、長野と林が絡みながら両サイドに展開。遠藤、清水の駆け上がりや宮澤、清家のスピードを活かした攻撃でゴールに迫った。

 すると日本は前半10分、左サイドで得たコーナーキックを遠藤が左足で蹴り込むと、ファーサイドの南がヘディング弾。叩き入れるように決めて先制に成功した。さらに同15分には、左サイドから攻撃を仕掛けると、遠藤のパスをペナルティエリア内左で受けた千葉が相手を交わしてフィニッシュ。GKの頭上を越すシュートでゴール右に決めた。

 その後、日本は外側でボールを動かして好機をうかがいつつ、時計の針を進める。時おり鋭い攻撃を見せたがスコアは変わらず、2点リードのまま前半を折り返した。池田太監督はハーフタイムで2枚替え。長野、林を下げてMF中嶋淑乃、MF猶本光を投入した。

 後半もボールを握る日本は、熊谷、猶本、宮澤の中盤のところで組み立てを図り、両サイドに散らす。ただ、無理に攻撃を仕掛けるというよりかは、パスを繋いで時間を進めるプレーが目立った。後半17分には2枚替えを行い、熊谷、高橋に代えてMF長谷川唯、DF三宅史織をピッチへ入れた。

 日本は後半38分に清家を下げてMF杉田妃和を投入。交代枠を使いながら最後までボールを保持して2-0で勝利した。日本は2連勝でグループC首位をキープしている。

ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

TOP