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森保Jが23人でサウジ入り後初練習! 初戦ベンチ外の冨安もフル参加

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DF冨安健洋(アーセナル)もフルメニュー参加

 日本代表は18日、北中米ワールドカップアジア2次予選のシリア戦に向け、サウジアラビア・ジッダで初めての全体練習を行った。23人全員が参加し、16日のミャンマー戦(○5-0)で出場時間が短かった選手を中心に約1時間にわたって汗を流した。

 16日夜に2次予選のミャンマー戦を終え、17日未明にチャーター機で大阪を出発した日本代表。給油による駐機を経て17日午後にジッダ入りし、同日夕はリカバリーのためホテル内のジムで調整していた。試合が行われるジッダは11月でも最高気温が30度を超えるため、選手たちは暑熱対策でジムの冷房をオフにし、長袖を着用しながら各自コンディションを整えた。

 この日はサウジアラビア入り後、初めての本格的なトレーニングを実施。全員でランニングやボール回し、パス&コントロールを行った後、ミャンマー戦で先発したフィールドプレーヤー9選手と交代投入されたDF渡辺剛はリカバリーのため練習を切り上げ、他の13選手でポゼッション練習やミニゲームを行った。ミャンマー戦でベンチを外れたDF冨安健洋(アーセナル)も元気な姿で全てのメニューに参加していた。

 心配された気候も日中こそ猛暑日級の暑さが続いていたが、日没後は気温が下がり、午後5時半の練習開始時には過ごしやすい気候となった。選手たちは多くが長袖を着用し、引き続き暑熱対策を実施。それでもミャンマー戦フル出場のMF田中碧(デュッセルドルフ)は「思ったより暑くないなというのがある。ここ2、3日間でしっかりと良い準備ができればいい」、シリア戦での先発濃厚のMF遠藤航(リバプール)も「今くらいなら大丈夫かなと思う」と前向きに受け止めていた。

 この日の練習前にはジッダ日本人学校、リヤド日本人学校の子どもたちとの交流会を実施。選手たちは家族も含めた40人と記念撮影し、サインをもらった子どもたちは嬉しそうな様子を見せていた。

 チームは19日から一部報道非公開でトレーニングを実施。21日のシリア戦に向けて戦術練習をスタートさせる。

(取材・文 竹内達也)
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竹内達也
Text by 竹内達也

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