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森保Jアジア杯にU-19世代を“数名”招集へ!! トレーニングパートナーとしてフル帯同「寝食を共にし、いろんな話ができる」

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反町康治技術委員長

 日本サッカー協会(JFA)の反町康治技術委員長が18日、報道陣の取材に対応し、来年1〜2月にカタールで行われるアジアカップにU-19日本代表世代の「数名」をトレーニングパートナーとして招集し、日本代表に帯同させる方針を明らかにした。「すでに人数を絞って、クラブとも話をしている」と述べ、人選は今後発表されるという。

 反町技術委員長によると、帯同するのは2025年のU-20W杯を目指すU-19日本代表世代(2005年以降に生まれた選手)が対象。ロシアW杯などのトレーニングパートナーは10数人を招集し、個別の世代で活動を進めながら、必要に応じてA代表のトレーニングに合流することもできる仕組みだったが、今回は「数名」の招集でトレーニングに“フル帯同”するという。

 反町技術委員長は「所帯が大きくならないよう試合翌日などのトレーニングを踏まえ、適正人数を考えながらやっていく。一つのチームが別個で動くのではなく、選手と一緒に寝食を共にし、いろんな部分の話ができる。選ばれたシニアの選手からいろんな世代が話を聞くいい機会になる」と期待を述べた。

 またトレーニングパートナーの最大の目的は「アジア杯で優勝する目標のため」と強調。試合翌日の練習では多くの選手がリカバリーに充てる中、「トレーニングで人数を確保し、しっかりとしたトレーニングができるようにしたい」と練習要員としての働きを期待しつつ、「日本の将来を背負って立つ可能性の高い選手を中心にセレクトしている」と選出方針を述べた。

(取材・文 竹内達也)
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竹内達也
Text by 竹内達也

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