日本サッカー協会(JFA)は18日、日本代表、U-23日本代表、日本女子代表(なでしこジャパン)など各カテゴリの2023年スケジュールを発表した。

　来夏のパリオリンピック出場を目指すU-23日本代表は、来年4月にカタールで行われるU23アジアカップで五輪出場権獲得を狙う。3月のインターナショナルマッチウィークでは国内での国際親善試合2試合を予定しており、3月22日の1試合目はサンガスタジアム by KYOCERAで開催。同月25日の2試合目は北九州スタジアム(ミクニワールドスタジアム北九州)で行われる。

　会見に出席した山本昌邦ナショナルチームダイレクターは3月の親善試合について「京都での試合はアフリカ勢、U-23マリ代表」と明言。同代表はすでにパリ五輪出場を決めている。北九州スタジアムで行われる2試合目は現在交渉中のため「ヨーロッパ勢ではない」ということのみ明かしていた。

　U-23日本代表は来年4月のU23アジア杯で上位3位まで入ればパリ五輪出場が決定する。4位の場合はアフリカ勢・ギニアとのプレーオフへ。予選を突破した場合は6月に海外遠征を予定しており、山本NDはモーリスレベロトーナメント出場を示唆。「予選を勝ち抜いた国、(開催国)フランスを始めどのくらい集まるか調整中。強化として組めれば」と語った。

▼U-23日本代表
[国際親善試合]
3.22vs未定(サンガS)
3.25vs未定(ミクスタ)
[AFC U23アジアカップ カタール2024]
(4.15～5.3、カタール)
[海外遠征]
(6.3～6.16、開催地未定)
[パリオリンピック]
(7.24～8.9、フランス・パリ)

(取材・文　石川祐介)