beacon

三笘薫が初めてスパイク姿で個別練習! 初戦ベンチ外の冨安・中山も練習フル参加

このエントリーをはてなブックマークに追加

ボールを使ったメニューに行ったMF三笘薫(ブライトン)

 日本代表はアジアカップ・グループリーグ初戦ベトナム戦(○4-2)から一夜明けた15日、カタール・ドーハの練習施設でトレーニングを行い、左足首の負傷で別調整が続くMF三笘薫(ブライトン)が初めてスパイク姿で個別メニューをこなした。速度を上げたラントレーニングやボールを使ったメニューにも取り組み、回復は順調に進んでいるとみられる。

 三笘は昨年12月21日のクリスタル・パレス戦で左足首を痛め、今回の合宿に入っても治療を継続中。当初は室内での調整にとどめていたが、11日の練習からはピッチにも姿を表し、ランニングや方向転換の伴うフィジカルメニューでコンディション確認をしていた。これまではトレーニングシューズでの調整だったが、この日は初めてスパイクでピッチに立ち、練習のピッチも上げていた。

 全体練習は円陣で森保一監督が普段よりも長く声をかけ、午前11時すぎにスタート。ベトナム戦で先発したフィールドプレーヤー10人と後半開始からプレーしたFW上田綺世(フェイエノールト)はリカバリーのためウォーキングのみにとどめた。

 三笘を除いた他の選手とトレーニングパートナーは全体メニューに参加。ベトナム戦でフル出場したGK鈴木彩艶(シントトロイデン)もGKメニューのウォーミングアップを行った後、リカバリー組に入った。

 ドーハ入り後一番の日差しが照りつける中、全体練習ではは負荷の高いトレーニングも実施。メインで行われた7対7+フリーマン1人のミニゲームでは、選手たちが大粒の汗をかきながら取り組んでいた。ベトナム戦でベンチ外だったDF冨安健洋(アーセナル)、DF中山雄太(ハダースフィールド)もフルメニューに参加。良好なコンディションをうかがわせた。

 日本代表は14日、大会初戦のベトナム戦で苦戦を強いられながらも、4-2で競り勝ち白星発進。第2戦のイラク戦(19日・エデュケーションスタジアム)までは中4日の準備期間が設けられており、コンディションを整えながら調整を進めていく。

 7対7+フリーマン1人のミニゲーム布陣は次のとおり

▼ビブスなし
      浅野拓磨

前田大然 大関友翔※ 久保建英
              (堂安律)
町田浩樹 冨安健洋 市原吏音

      前川黛也

▼ビブスあり
      貴田遼河

旗手怜央 佐野海舟 本間ジャスティン

中山雄太 渡辺剛  毎熊晟矢

    野澤大志ブランドン

▼フリーマン
堂安律(久保建英)

(取材・文 竹内達也)

●AFCアジアカップ2023特集
竹内達也
Text by 竹内達也

TOP