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久保建英、“親友”イ・ガンインの初戦2発に驚きと刺激「彼はゴールゲッタータイプじゃないので」

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日本代表のMF久保建英(ソシエダ)

 日本代表のMF久保建英(ソシエダ)が18日、アジアカップのグループリーグ第2節イラク戦の前日練習後、報道陣の取材に応じ、初戦バーレーン戦で白星発進に導く2ゴールを決めた韓国代表のMFイ・ガンイン(パリSG)に言及した。

 久保にとってイ・ガンインはライバル国の選手というだけでなく、親友と称する間柄。同じ2001年生まれで10歳からスペインに渡り、名門クラブのカンテラーノ(育成組織)で過ごした共通点を持つ。ラ・リーガでは対戦相手としてだけでなく、2021-22シーズンのマジョルカではチームメートとしても共演し、公私ともに交流を深めてきた。

 久保は11日の取材対応で、イ・ガンインと「決勝で会おう」と話したことを明かしていた中、イ・ガンインは15日の大会初戦でスーパーミドル弾を含む2ゴールの大活躍。久保も負傷明けのためベンチスタートとなった14日のベトナム戦で、限られた時間ながらダメ押しゴールをアシストしていたが、現状では向こうに大きな注目が集まる形となっている。

 久保は試合については「見ていないのでコメントできない」と振り返りつつも、イ・ガンインの結果は知っていた様子。「彼自身ゴールゲッタータイプではないので、そういった選手が2ゴールを取って『2点取ったんだ』って驚きもある」としつつ、「仲良くしている選手が活躍するのは、例えばヨーロッパでやっている時の日本代表のチームメートと似たような感覚がある。僕も頑張らなきゃなと思います」と刺激を受けていた。

(取材・文 竹内達也)

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竹内達也
Text by 竹内達也

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