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森保Jが“因縁”イラク戦へ…前日練習にアジア杯期間中初の26人全員合流

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前日練習を行った日本代表

 日本代表は18日、カタール・ドーハの練習施設で、アジア杯グループリーグ第2節イラク戦の前日練習を行った。冒頭15分間が報道陣に公開され、今回の合宿で初めて26人全員が全体練習に合流した。

 首の痛みで16日の練習を欠席し、17日は別メニュー調整だったDF渡辺剛(ゲンク)が3日ぶりに合流。冒頭公開されたランニングやボール回しに加わった。16日の練習から部分合流していたMF三笘薫(ブライトン)も公開部分にフル参加。三笘はイラク戦の欠場が濃厚で、非公開部分では個別メニューに移るとみられるが、アジア杯期間中で初めて全体練習に26人が揃った。

 日本は19日、グループリーグ第2節でFIFAランキング63位(日本は17位)のイラクと対戦。イラクは初戦でインドネシアに3-1で勝利しており、互いに勝てばグループリーグ突破が決まるという条件で迎える首位決戦となる。

 イラクとの過去の対戦では日本が7勝3分け2敗と勝ち越しており、直近の対戦は2017年6月のロシアW杯アジア最終予選で1-1のドロー。1993年10月のアメリカW杯予選での2-2ドロー以降は9試合負けなしが続いている。もっとも、負けなしが始まったアメリカW杯予選は“ドーハの悲劇”として知られ、日本が史上初のW杯出場を逃した因縁の一戦。その試合でピッチに立っていた森保一監督のもと、同じカタールで迎える歴史的再戦となる。

(取材・文 竹内達也)

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竹内達也
Text by 竹内達也

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