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海外クラブの映像も見てリスク管理の意識を共有した伊藤洋輝「自分たちだったらどうしたか」

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日本代表DF伊藤洋輝

 万全の状態で臨めそうだ。24日のインドネシア戦(○3-1)で今大会初めてベンチスタートとなり、出場機会のなかった日本代表DF伊藤洋輝(シュツットガルト)。31日のアジア杯決勝トーナメント1回戦・バーレーン戦に出場すれば、19日のイラク戦(●1-2)から中11日での試合になる。

 この間にオフも2日間あり、25日にはFW上田綺世、FW細谷真大、DF毎熊晟矢とともに外出してイタリアンを堪能した。「外でご飯を食べて、気持ち的にもリフレッシュになると思う」。心身ともに回復し、「コンディションは良いと思う」と自信を持って臨む。

 バーレーンについては「球際に激しく来るので、まずそこで負けないこと。ボールを持つ時間が長くなると思うので、失ったときのカウンターに注意したい」と警戒。守備陣でのミーティングでは日本の試合だけでなく、他の海外のクラブチームの試合映像なども見ながら、「リスク管理の部分で、カウンターを受けたときに自分たちだったらどうしたかという話をした」と意識をすり合わせたという。

 攻撃面でもサイドからのクロス練習はコンビネーションや精度を含め、繰り返し確認している。「グループリーグでうまくいかなかった分、トレーニングを含めて改善できている」と伊藤。攻守に良いイメージを持って決勝トーナメントに向かう。

(取材・文 西山紘平)

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西山紘平
Text by 西山紘平

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