beacon

AFCがアジアカップの名場面8選を発表…日本対イランの“復讐達成”が選ばれる

このエントリーをはてなブックマークに追加

歓喜のイラン、名場面に選ばれた

 アジアサッカー連盟(AFC)は23日、今年行われたアジアカップの名場面8選を発表した。ファンの投票によって1位が決まる。

 カタールの2連覇で幕を閉じた今大会はタジキスタンやヨルダンの躍進も注目を集めた。AFCもこの2チームに関する出来事を選出。ベスト8で敗れた日本代表に関する出来事では、イラン代表が前回大会の準決勝で敗れた雪辱を果たした点のみが選ばれ、ポジティブな話題は入らなかった。

 AFCの公式サイトから名場面の投票をすることができ、今月26日の日本時間午後11時まで受け付けられている。

以下、AFC選出の名場面8選

▽タジキスタンのおとぎ話のような快進撃
アジアカップ初出場のタジキスタンがGL最終節・レバノン戦で逆転勝利して決勝トーナメントに進出。

▽ヨルダンが韓国を驚かせる
GLでマレーシアに4-0で勝ち、韓国に2-2で引き分ける。次に何が起きるか予想できた人は少なかっただろう。初の準決勝進出を決めて韓国との再戦に臨むと、ゲームプランを完璧にこなして2-0で勝利して決勝に進んだ。

▽FWソン・フンミンの強烈な一撃でオーストラリアを沈める
2015年の決勝と同じカードとなった一戦、延長前半14分にソンが素晴らしいFKを決めて準決勝へのチケットを確保する

▽イランが2019年に敗れた復讐をする
日本は2019年の準決勝でイランを3-0で破った。今回は違い、1点ビハインドのイランが後半9分で同点に追いつく。イランは日本の守備陣に攻撃を挑み続けると後半アディショナルタイムにPKを決めてふさわしい勝利を手にした。

▽インドネシアが東南アジアダービーで勝利
GL第2節でベトナムと対戦し、勝利を飾った。ベトナムの敗退とインドネシアが史上初の決勝トーナメント進出を果たすことにふさわしいことを証明するものだった。

▽香港が大会通算1000ゴールを達成
アジア杯第1回開催国の香港、MFフィリップ・チャンがGL第1節・UAE戦で得点。これが大会通算1000ゴール目となった。

▽DFアリ・アルブライヒの緑風船
サウジアラビアのアルブライヒがGL第1節・オマーン戦で後半アディショナルタイムにネットを揺らす。オフサイドと判定されたがVARの確認でゴールが認められると、アルブライヒは緑色の風船を膨らませながら両手を広げるユニークなゴールパフォーマンスをした。

▽魔術師、FWアクラム・アフィフ
MVPを受賞したカタールのアフィフは8ゴールを決めた。決勝での史上初となるハットトリックも達成。1点目の後にはカードを使ったマジックを使い、ボールがなくても魔術師であることを示した。

●AFCアジアカップ2023特集
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

TOP