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アジア杯はベンチで終戦の悔しさ…冨安不在の北朝鮮戦へ町田浩樹「DFリーダーとして引っ張っていかないと」

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練習後、取材エリアを通るDF町田浩樹

 DF冨安健洋不在の中、守備陣を引っ張る決意を示した。日本代表DF町田浩樹(サンジロワーズ)は「今回はトミ(冨安)もいなくて、ディフェンスのリーダーとして自分ももっともっと引っ張っていかないといけない。この2試合でしっかりやることが自分の仕事だと思っている」と力を込めた。

 アジアカップ準々決勝・イラン戦(●1-2)はベンチで敗戦を見届けることしかできなかった。ロングボールを多用してくる相手に押し込まれる中、ピッチ上でチームの力になることができず、試合後には「悪い流れになったタイミングで5枚にする選択肢はあったと思う。そこで森保監督が思い切って僕を選択できなかったというのは、信頼が足りなかったのかなと思う」と悔しさを隠さなかった。

 190cmの長身DFはこの日、改めて「アジアカップ後にも言ったけど、僕の信頼が足りなかった。ピッチに立たないとチームを助けられない。良い準備をして、良いパフォーマンスを見せて、少しずつ信頼を積み上げることが大事」と誓った。

 その第一歩となる北朝鮮との2連戦。「結構前からプレスに来るというのがスカウティングの印象。単体でプレスに来るなら外せる」。そうイメージを口にすると、「(アウェーの試合が)難しくなるのは分かり切っている。ホームでしっかり勝ち点3を取って、いい状態でアウェーに乗り込むのが一番。第1戦目が重要になる」と意気込んだ。

(取材・文 西山紘平)

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西山紘平
Text by 西山紘平

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