U-23日本vsU-23ウクライナ 試合前日の大岩剛監督会見要旨
25日の国際親善試合でU-23ウクライナ代表と対戦するU-23日本代表の大岩剛監督が24日、試合会場のミクニワールドスタジアム北九州で公式会見を行った。
以下、大岩剛監督の会見要旨
●大岩剛監督
「最終予選に向けての最後の試合。しっかりと準備をしてウクライナとの戦いに向かっていく。選手全員で戦っていく試合にしたい」
──最終予選まであと1試合。マリ戦から中2日でチームを建て直すためには何が必要か。全員を起用すると言っていたなか、どのようなポイントで起用したいか。
「26人呼んでいる。そのなかでコンディションや対戦相手、われわれの課題に向き合ったうえで選手を決めたい。中2日の試合で、大会中こういう状況もあり得えて、次の試合で勝ち点を奪う形で臨むことになる。対戦相手や選手の状態を含めて明日に送り出したい」
──ウクライナは最終予選からメンバーが変わっているが、分析した印象はどうか。マリ戦ではビルドアップや守備で修正したいと言っていた。見ておきたいポイントは何か。
「来日メンバーを見れば、当時と違うという認識はしている。相手の映像、選手の特徴、チームの特徴は把握して今日の練習に生かしたい。相手の特徴とやるべきことを共有し、認識をして試合に向かう。いま言ったところも改善点だが、マリ戦で課題として挙げるとしたら、奪った後のファーストブレイクも修正しなければいけない。いろんな課題に向き合って明日の試合に向かっていきたい」
──選手たちの意識の変化に何を求めたいか。
「プレーのコンセプトは選手全体が認識しているなかで、相手も当然分析してプレーを変えてくる。予想と違ったプレーをしたときに、オプションとして持っているわれわれのやり方をしっかりとそれぞれがアクションする。待つだけじゃなくて、ミスを起こす前提でプレーを行うということをもっと思い切ってやることで、ミスが起こり修正していく過程になるという話を今日もした。われわれのやり方以外で選手たちがどうアクションを起こしていくかに期待をしている」
──奪った後のファーストプレーに課題があったという話は、パスの精度か、プレー選択か、受け手が顔を出せなかったのか。
「すべてだと思う。ひとプレーひとプレーに色んなミスがある。目を合わせる作業が必要になる。色んなミスが起こりうるなかで、どう改善修正をゲームの中で行っていくかが重要。イメージに意識をどう合わせようかという話を練習でしたい」
──マリ戦は相手のアフリカ系の身体能力に苦しんだ。ウクライナはまた違う身体能力や技術となる。似たようなことが起こりうるが、どう想定するか。
「マリ戦もそうだったが、試合に入る前に予想をして、想像して、選手も入るが、それ以上のことが起きたときにどういうアクションを起こすのか。ただのコンタクトではなくて、駆け引きのなかで、体を入れ替えるなど技術的な守備を求めているが、そういう部分を含めて早くアジャストすることを選手には求めている。個人、グループ、チームの戦術が出てくるが、そういったところは攻守においてお互いが目を合わせようと。個人個人の戦いで少し後れを取るなら、われわれの守備の特長である2人目3人目の守備で連動していこうという話は再度しました」
──A代表だと言い合う場面があるが、キャプテン関係なく相互発信が足りないのではないか。
「若い選手たちで、ディスカッションに慣れていない選手もいる。当初から求めているところだが、ここに来てまた求めるというよりも、お互いが気づいて発信することが徐々にできてきている。もっと波及すればいいし、もっと促したい」
──欧州組はフィジカルの相手にも慣れがあった。ウクライナも大柄が多いが、経験値に期待することはあるか。
「日ごろの経験と、何をしないといけないか本質的なところで、サッカーにおけるグラウンドのなかで何をしないといけないか。日常から彼らは発信をしている。このグループでもしてほしい。A代表を経験した選手もいる。そのなかでのグラウンド上以外のアクションにも期待したい」
(取材・文 石川祐介)
●AFC U23アジアカップ2024(パリ五輪アジア最終予選)特集ページ
以下、大岩剛監督の会見要旨
●大岩剛監督
「最終予選に向けての最後の試合。しっかりと準備をしてウクライナとの戦いに向かっていく。選手全員で戦っていく試合にしたい」
──最終予選まであと1試合。マリ戦から中2日でチームを建て直すためには何が必要か。全員を起用すると言っていたなか、どのようなポイントで起用したいか。
「26人呼んでいる。そのなかでコンディションや対戦相手、われわれの課題に向き合ったうえで選手を決めたい。中2日の試合で、大会中こういう状況もあり得えて、次の試合で勝ち点を奪う形で臨むことになる。対戦相手や選手の状態を含めて明日に送り出したい」
──ウクライナは最終予選からメンバーが変わっているが、分析した印象はどうか。マリ戦ではビルドアップや守備で修正したいと言っていた。見ておきたいポイントは何か。
「来日メンバーを見れば、当時と違うという認識はしている。相手の映像、選手の特徴、チームの特徴は把握して今日の練習に生かしたい。相手の特徴とやるべきことを共有し、認識をして試合に向かう。いま言ったところも改善点だが、マリ戦で課題として挙げるとしたら、奪った後のファーストブレイクも修正しなければいけない。いろんな課題に向き合って明日の試合に向かっていきたい」
──選手たちの意識の変化に何を求めたいか。
「プレーのコンセプトは選手全体が認識しているなかで、相手も当然分析してプレーを変えてくる。予想と違ったプレーをしたときに、オプションとして持っているわれわれのやり方をしっかりとそれぞれがアクションする。待つだけじゃなくて、ミスを起こす前提でプレーを行うということをもっと思い切ってやることで、ミスが起こり修正していく過程になるという話を今日もした。われわれのやり方以外で選手たちがどうアクションを起こしていくかに期待をしている」
──奪った後のファーストプレーに課題があったという話は、パスの精度か、プレー選択か、受け手が顔を出せなかったのか。
「すべてだと思う。ひとプレーひとプレーに色んなミスがある。目を合わせる作業が必要になる。色んなミスが起こりうるなかで、どう改善修正をゲームの中で行っていくかが重要。イメージに意識をどう合わせようかという話を練習でしたい」
──マリ戦は相手のアフリカ系の身体能力に苦しんだ。ウクライナはまた違う身体能力や技術となる。似たようなことが起こりうるが、どう想定するか。
「マリ戦もそうだったが、試合に入る前に予想をして、想像して、選手も入るが、それ以上のことが起きたときにどういうアクションを起こすのか。ただのコンタクトではなくて、駆け引きのなかで、体を入れ替えるなど技術的な守備を求めているが、そういう部分を含めて早くアジャストすることを選手には求めている。個人、グループ、チームの戦術が出てくるが、そういったところは攻守においてお互いが目を合わせようと。個人個人の戦いで少し後れを取るなら、われわれの守備の特長である2人目3人目の守備で連動していこうという話は再度しました」
──A代表だと言い合う場面があるが、キャプテン関係なく相互発信が足りないのではないか。
「若い選手たちで、ディスカッションに慣れていない選手もいる。当初から求めているところだが、ここに来てまた求めるというよりも、お互いが気づいて発信することが徐々にできてきている。もっと波及すればいいし、もっと促したい」
──欧州組はフィジカルの相手にも慣れがあった。ウクライナも大柄が多いが、経験値に期待することはあるか。
「日ごろの経験と、何をしないといけないか本質的なところで、サッカーにおけるグラウンドのなかで何をしないといけないか。日常から彼らは発信をしている。このグループでもしてほしい。A代表を経験した選手もいる。そのなかでのグラウンド上以外のアクションにも期待したい」
(取材・文 石川祐介)
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