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横浜FCが徳島に逆転勝利、クラブ連勝記録を6に更新

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[6.9 J2第18節 徳島1-2横浜FC 鳴門大塚]

 横浜FCが好調維持!!クラブ連勝記録を6に更新!! 12位・横浜FCは敵地で16位徳島ヴォルティスと対戦し、2-1の逆転勝利を収めた。12位から10位へ浮上。開幕序盤こそ苦しんでいたものの、クラブ記録となる6連勝を果たすと一桁順位への浮上も見えてきた。

 立ち上がりから徳島がチャンスをつくる。すると早くも前半10分、ショートカウンターから先制点が生まれた。中央でタメをつくったFWドウグラスがスルーパス。PA左へ抜け出たMF宮崎光平が冷静に左足シュートを流し込んだ。宮崎の今季初ゴールで先制に成功する。

 しかし好調な横浜FCがすかさず同点に追いついた。前半19分、右サイドからのパスに抜け出たFW田原豊がPA内でGKオ・スンフンに倒されてPKを獲得する。これをFW大久保哲哉がゴール左へ決めて1-1。「(徳島の小林)監督とは去年やっていたので色々(コースを)考えたけど、上手くGKの逆を取れて決めることができて良かった」と話す大久保の今季9点目で試合は振り出しに戻った。勢いづいた横浜FCは前半37分にMF佐藤謙介のミドルシュートがクロスバーを叩くなどチャンスを演出。果敢に逆転ゴールを目指す。1-1で前半を折り返した。

 後半に入っても横浜FCは果敢に攻め込む。すると後半35分についに逆転弾。中央から鮮やかなパスワークで崩しにかかると、佐藤、MF高地系治とつなぎ、ラストパスを受けたFWカイオがコースを狙って左足シュート。狙い澄ましてのシュートはゴールネットへ吸い込まれた。途中出場のカイオのゴールが決勝点となり、横浜FCが2-1の勝利。クラブの連勝記録を6に伸ばした。

 試合後、同点弾を決めた大久保は「豊(田原)が取ってくれたPKを譲ってくれたので豊に感謝したい」とコメント。最多の6連勝にも「決してきょうも圧勝したわけではなく辛勝だった。もっと相手を圧倒して勝てるようにしないといけない」と勝って兜の緒を締めた。

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