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岡山と徳島はスコアレスドロー、決定力欠き痛み分け

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[7.15 J2第24節 岡山0-0徳島 カンスタ]

 4戦勝ちなし(2分2敗)の10位ファジアーノ岡山はホームで15位徳島ヴォルティスと対戦し、0-0で引き分けた。5戦勝ちなし(3分2敗)となったものの順位は10位のままとなっている。一方の徳島は連勝ならず。前節では3点を奪ったものの、無得点のまま試合を終えた。

 互いにチャンスはつくったものの、決定力を欠くと最後までゴールは生まれなかった。前半20分には徳島が決定機。MF上里一将のパスからFWドウグラスがヘディングシュート。これは枠を外れた。直後には岡山のMF仙石廉が強烈な一撃をみせる。PA手前ゴール正面から迷いなく右足を振りぬいた。ブレ球のミドルシュートはクロスバーを叩く。互いに得点は生まれない。

 前半44分には徳島が縦への速い攻撃からチャンスを迎える。ドウグラスの縦パスに抜け出たMF鈴木達也がPA左からシュート。これはGK中林洋次に阻まれた。0-0のまま前半を折り返した。

 後半に入っても一進一退の攻防は続く。後半10分には岡山が最初の選手交代。FWチアゴに代わり、MF金民均をピッチへ送る。その後は途中出場の金が起点となって、幾度もチャンスを迎えた。後半16分には右クロスに飛び込んだFW川又堅碁がシュートを放つ。これはクロスバー上方へ外れていった。金が自らドリブルで仕掛け、パスを送るもシュートで終わることはできず。仙石も引き続きミドルシュートを狙ったが枠外だった。

 一方の徳島は後半22分には鈴木に代えて、MF徳重隆明。同31分にはFWジオゴに代わり、FW津田知宏を投入。前線の選手を入れ替え、必死にゴールを目指す。後半終了間際の44分には右サイドから仕掛けたMF衛藤裕がクロスを入れる。折り返しを受けた途中出場の徳重がシュートを放つも、クロスバーの上へ外れていった。互いに最後の場面で精度を欠くと、0-0で試合は終了。勝ち点1を分け合った。

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