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山形は福岡に3発勝利、3戦ぶり白星で4位浮上

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[7.15 J2第24節 山形3-1福岡 NDスタ]

 5位モンテディオ山形はホームで14位アビスパ福岡と対戦し、3-1で快勝した。3戦ぶりの白星獲得で5位から4位へ浮上を果たした。

 ここ2戦で1分1敗と勝利から離れていた山形だったが、この日は3得点を奪っての勝利となった。試合が動いたのは前半40分、この日が23歳の誕生日であるMF宮阪政樹の左CKをファーサイドのDF古賀正紘が頭でクリア。ゴール前でキャッチしようとしたGK神山竜一がファンブルし、後方へボールを落とすと、ゴール前にいたDF石井秀典が右足シュート。冷静に決めて先制に成功した。

 1-0で迎えた後半も山形は攻撃の手を緩めない。後半5分には早速2点目。自陣内中央でボールを奪ったFW中島裕希がドリブルで駆け上がる。中央から左サイドへ流れると前線へスルーパス。抜け出したMF永田亮太が左サイドゴールライン際から折り返すと、ニアサイドでFW山崎雅人がつぶれ、正面に詰めていたMF秋葉勝が左足シュートを決めた。秋葉の自身シーズン最多となる6点目が決まり、2-0に差を広げた。

 さらに後半13分にはダメ押しの3点目が生まれる。右サイドからドリブルで仕掛けた中原がDFを突き放し、駆け上がる。ゴールライン際でもDFをかわすとマイナスの折り返し。これを受けたMF船山祐二がワントラップから左足でコントロールショットを放った。ゴールネットを揺らし、3-0と試合を決定づけた。

 後半35分にはアンラッキーな形で失点。右CKからショートコーナーでつながれると、DF堤俊輔の横パスを受けた途中出場のMF木原正和がPA右から右足を振りぬいた。低い弾道のボールをゴール前の山形の選手がクリアミス。クロス気味のボールは、そのままゴール内へ吸い込まれた。1点を返されたものの、その後はGK清水健太の好セーブもあり、3-1で試合は終了。山形が3試合ぶりの勝利を飾った。

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