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“裏天王山”制して勝ち点1差に詰め寄った町田アルディレス監督「残りはすべてが決勝戦」

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 怪我人も戻ってきて残り7試合。FC町田ゼルビアのラストスパートにも気合が入る。オズワルド・アルディレス監督は「きょうは大変エクセレントな結果だった。残留へ向けてこの勝利は大きな大きな一歩だった」と興奮気味に振り返ると、「残り7試合ですが、私たちにとってはすべてが決勝戦です」と気合を込めた。

 負けられない一戦だった。最下位の町田はこの試合が始まるまで残留圏内に位置する富山と勝ち点差が4。勝てば1に縮まるが、負ければ勝ち点差は7まで広がってしまう。残り試合を考えても、負けは許されない試合だった。

「この勝利はサポーターに捧げたいと思います。いつも、どんな時も支えてくれているので、この勝利を捧げます。最後の最後まで、一緒に戦ってくれている一員です。なので彼らに捧げたいと思います」と最後に自らマイクを取り、感謝の意を示したアルディレス監督。満足げに振り返る監督の笑顔からは“まだまだこれからだ”という決意にあふれていた。

(取材・文 児玉 幸洋)

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