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10人対10人の戦いは長崎が勝利、J参入後初の3連勝で4位浮上

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[4.14 J2第8節 長崎1-0熊本 長崎県立]

 V・ファーレン長崎はホームでロアッソ熊本に1-0で競り勝ち、J2参入後初の3連勝を飾った。これで5戦負けなし(4勝1分)。J2初参戦ながら4位にまで順位を上げた。

 一進一退の攻防が続いた試合は前半37分、CKの競り合いからヒートアップした長崎DF下田光平が熊本DF藏川洋平に頭突きを見舞い、一発退場。10人での戦いを余儀なくされた。ところが、熊本も後半開始早々の1分にMF仲間隼斗が2枚目のイエローカードを受け、退場処分。後半の残り44分間は、10人対10人の戦いとなった。

 数的同数に戻り、徐々に長崎がリズムをつかむ。後半3分、MF山田晃平がドリブル突破からシュート。同10分にも山田が左サイドをドリブルで切り裂き、中央に折り返したが、惜しくも味方には合わなかった。長崎に待望のゴールが生まれたのは後半35分。途中出場のMF古部健太のクロスにDF髙杉亮太が右足で合わせ、ゴールに流し込んだ。

 これが決勝点となり、長崎は3連勝。殊勲の高杉は「一人少ない時間帯もあったが、全員でしっかり守れた。たまたま僕がゴールを決めたけど、全員で勝ち取った勝利」と、チーム一丸で奪い取った勝ち点3を喜んだ。

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