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長崎は連勝ストップも…札幌とドローで7戦負けなし

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[4.21 J2第10節 長崎0-0札幌 長崎県立]

 V・ファーレン長崎はホームでコンサドーレ札幌と0-0で引き分けた。連勝は4で止まったものの、これで7試合連続負けなし(5勝2分)。一方、札幌の連勝も2でストップした。

 ホームで連勝を伸ばしたい長崎は前半12分、MF金久保彩の右クロスからDF藤井大輔がヘディングシュートを狙うが、ゴール上へ。札幌も同25分、MF岡本賢明のスルーパスに反応したDF小山内貴哉が右サイドからマイナスに折り返し、MF宮澤裕樹が右足で合わせたが、ゴール上に外れた。

 互いに攻め合った両チームだが、最後の精度を欠く。札幌は前半31分、縦パスに抜け出したFW内村圭宏が左足でシュートもGKがセーブ。長崎は同41分にDF山口貴弘のロングフィードからMF小笠原侑生がうまくDFの前に体を入れてフィニッシュまで持ち込んだが、右足のシュートはGKにキャッチされた。

 後半もスコアレスのまま試合が経過。札幌は後半5分、右クロスからGKが弾いたボールにMF上里一将が詰めたが、左足のシュートはゴール上へ。長崎もFKから藤井がヘディングで狙ったが、枠を捉え切れなかった。最後までフィニッシュの精度を欠いた両チーム。札幌は後半ロスタイム、途中出場のFW前田俊介が個人技から左足で際どいシュートを放ったが、GK金山隼樹の好セーブに阻まれた。

 結局、試合はスコアレスドロー。勝ち点1ずつを分け合った。長崎のGK金山は「連戦でみんなきつい中だったけど、後ろはゼロに抑えられてよかった」と無失点を評価。金山が先発に定着後、チームは7戦負けなしだが、「負けていないのは、全員が1試合1試合、全力でやっているからだと思うし、これからも続けたい。このまま負けずに勝ち点を積み重ねて、優勝を目指してがんばりたい」と貪欲に語っていた。

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