beacon

エース平繁の2試合連続2ゴールで群馬が今季初の2連勝

このエントリーをはてなブックマークに追加
[6.29 J2第21節 群馬2-0札幌 正田スタ]

 エースの2試合連続の2ゴールでザスパクサツ群馬が今季初の2連勝を飾った。ホームにコンサドーレ札幌を迎えた群馬は、後半6分のFW平繁龍一のゴールで先制すると、同40分にも平繁がPKを沈め2-0で勝利。今季初の連勝を飾るとともに、4戦敗けなしで勝ち点を19に伸ばし、20位に浮上した。下位相手に痛い星を落とした札幌。順位に変動はなかったものの、3戦ぶりの敗戦を喫した。

 試合が動いたのは後半に入ってから。後半6分、高い位置でMF青木孝太がボールを奪うと、平繁に横パス。「孝太くんからいいパスが来た」と謙遜した平繁だが振り向きざまの見事なシュートを突き刺し、群馬が主導権を握った。

 追加点は後半40分、途中出場のMF横山翔平がDF松本怜大に倒されPKを獲得。これを平繁が落ち着いて沈め、勝利を決定づけた。平繁は前節の熊本戦(3-2)に続く、2試合連続の2ゴール。通算得点も9得点とし、山形FW林陵平、横浜FCのFW大久保哲哉と並び、日本人トップタイに浮上した。

「我慢強くゲームをものに出来た」と奮闘したイレブンを称えた秋葉忠宏監督。就任後初の2連勝ですねと振られると、自然と笑みをこぼしていた。

 2試合連続2得点とエースの活躍でチームを勝利に導いた平繁。「(2連勝を)ホームで決めることが出来てうれしい」。淡々と話した表情からは、これから巻き返すという決意が読み取れた。

TOP