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鳥取、前回大敗した山形にリベンジ果たす

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[7.3 J2第22節 山形2-3鳥取 NDスタ]

 J2は3日に第22節を行い、ガイナーレ鳥取は敵地でモンテディオ山形と対戦し、3-2で競り勝った。連敗を4で止め、5試合ぶりの白星を挙げた鳥取は18位に浮上した。山形は連勝が2でストップ。後半戦初戦で黒星を喫した。

 鳥取は今季第15節で山形に0-6と屈辱的な大敗を喫していた。リベンジに燃える選手たちは、試合開始から主導権を握り、前半21分に先制に成功する。GK小針清允のロングフィードをFW久保裕一が頭でつなぐ。これをFW永里源気がドリブルで持ち込んでゴールネットを揺らした。

 だが、前半終了間際に立て続けに失点し、逆転を許して前半を終えてしまう。「プレーをはっきりして、攻撃の人数を増やしていこう」。ハーフタイムに小村徳男監督は気合を入れ直すよう激を飛ばした。

 すると後半は前線で連動した攻撃がみられるようになり、徐々に山形を圧倒しだす。まずは6分、MF尾崎瑛一郎のクロスを久保が押し込み同点に追いつくと、同21分にはMF森英次郎のクロスのこぼれ球を永里が右足で押し込み、逆転に成功した。その後、GK小針を中心とした守備陣が集中した守りでゴールを割らせず、前回大敗を喫した相手に競り勝った。

「今日はチームが一丸となって選手がファイトしてくれたことに、監督として感謝したい。チームとして戦えることがここ山形の地で証明できたことは、非常にチームにとってもいいことですし、今後また浮上していけるきっかけになればいいなと思っております」。リベンジを果たした鳥取の小村監督は選手たちの頑張りを称えた。

 前半42分のFW林陵平、同45分のMF伊東俊の得点で一度は逆転に成功した山形。しかし、後半は鳥取の勢いに飲まれ、逆転負け。終了間際の決定機も決めることができず、痛い星を落とした。

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