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川又の2ゴールなどで新潟が清水を下し今季最多の3連勝

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[8.3 J1第19節 新潟3-1清水 東北電ス]

 アルビレックス新潟はホームで清水エスパルスに3-1で快勝し、今季初の3連勝を飾った。2得点を挙げたFW川又堅碁は今季通算11ゴールとし、J1で2ケタ得点を記録したクラブ初の日本人選手となった。

 前半16分、FW田中達也の右クロスからボールをトラップした川又がMF杉山浩太のファウルを誘い、PKを獲得。このPKを自ら落ち着いてゴール左に決め、先制点を奪った。

 これがクラブにとってJ1通算400ゴール目。「周りがいろいろ言うから、意識したくないのに意識させられた。そんなに興味はなかったけど、名前が載ることはうれしかい」。節目のゴールに照れ笑いを浮かべた川又。その後も果敢にゴールを狙った。

 前半40分には左CKからセカンドボールを捉えた左足ボレーがクロスバーを直撃。後半15分にもMF藤田征也の右クロスに頭で合わせたが、ゴール上へ外れた。川又のゴールへの執念が追加点を呼び込む。後半25分、MF田中亜土夢の折り返しがDFカルフィン・ヨン・ア・ピンのクリアミスを誘い、こぼれ球が川又の足元へ。これを難なく押し込み、2-0とリードを広げた。

 清水は新外国人FWラドンチッチが加入後初先発。192cmの長身を生かしてゴールを狙った。後半30分には新潟のバックパスを奪い、追撃弾。さっそく結果を残したが、新潟は後半ロスタイムに途中出場のFW岡本英也がダメ押しゴールを決め、3-1と試合を決定づけた。

 新潟所属の日本人選手としてはJ1で初めて2ケタ得点を記録した川又。それでも「2ケタを狙っていたわけではないし、もっと目標は高い。まだゴール数は少ないと思う」と、現状に満足することなく、さらなるゴール量産を誓っていた。

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