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34歳差監督対決は71歳栃木の松本育夫監督に軍配

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[9.22 J2第34節 群馬0-1栃木 正田スタ]

 栃木SCがアウェーでザスパクサツ群馬を1-0で下した。今季最後となる北関東ダービーを制した栃木は、松本育夫新監督の初采配となった前節札幌戦に続く2連勝。71歳の史上最年長指揮官が現在Jで最年少の37歳秋葉忠宏監督率いる群馬との34歳差マッチを制した。

 決勝点が生まれたのは後半37分。右サイドのライン際でMFクリスティアーノが残すと、エリア内に放り込まれたボールを、DFと競り合いながらもMF廣瀬浩二が折り返す。「当たりそこないで入ったのですが、あそこにいたことが大事だった」。後半10分から途中出場していたMF菊岡拓朗が合わせて、栃木に待望のゴールが生まれた。

 夏場なかなか勝ち星を挙げることが出来なかった栃木だが、監督交代を行って以降は連勝を続けている。「この前の札幌戦(4-3)を無為にしたくなかった」とは松本監督。「ミスは残念ながら多かったが、精神的な強さがあった。残り8試合は1戦1戦を意識して戦いたい」。J1昇格プレーオフ圏内の6位まで暫定で9差。わずかでも可能性がある限り、新星栃木は戦い続ける。


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