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梶山に憧れるMF佐々木「ゆくゆくは10番を着けたい」

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 今シーズン、FC東京U-18からトップチームに昇格したMF佐々木渉は、4日の新体制会見で、「小学校のときからFC東京に憧れていたので、そのチームに入れたことは嬉しいです。でも、入るだけが目標ではないので。ここからだと思う。ここから早く試合に絡めるように頑張ります」と、意気込みを語った。

 自身のプレーについて、「ゴール前のアイディアだったり、見ている人を魅了するようなプレーができるので、そういうところを見てもらいたい」と話す18歳。2種登録選手だった昨シーズン、第25節の徳島戦ですでにJリーグデビューを飾っている。そのときも「緊張はしなかった」という強心臓は、「プロになった以上、責任とか、自覚みたいのは付いてくると思いますが、(トップチームに上がったという)緊張とか、サッカーをやっていての緊張だったりは、まったく感じないです。練習中からも緊張は感じないです」と、平常心でプレーできていると話す。

 ルーキーイヤーは24番を付けることになった。その理由について、「僕のラッキーナンバーは6だったので、24は足して6なので24にさせてもらいました」という佐々木だが、将来的に付けたいのは、6番ではないようだ。

「梶山選手に憧れていましたね。試合に出たら、他の人とは全然違うプレーをしていて、中学校から注目をしていました」と言い、「ゆくゆくは10番を付けたいですね。憧れがあります」と、続けた。

 各年代別代表にも選出され、クラブとしても大きな期待を寄せる逸材。残念ながら東京オリンピックの開催される2020年には24歳となっており、U-23代表には入れないが、「その世代ではギリギリ入れませんが、違った形で入りたいですね」と、オーバーエイジ枠での地元開催の五輪出場も狙う。

 大きな夢を抱くMF。まずは「スタメン出場することと味スタで早くゴールを決めて、サポーターに認められたい」という目標を掲げて、プロの第一歩を踏み出した。

(取材・文 河合拓)

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